角浜小と林郷小の教育旅行「ヒーローの旅」

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■みんなが主役　1泊2日の体験学習
◇木工や野菜収穫を体験
角浜小(吉田誠毅(せいき)校長・児童28人)の5、6年生6人と、林郷小(德田克幸(かつゆき)校長・児童30人)の3〜6年生21人は、1泊2日の教育旅行「ヒーローの旅」で、宿泊体験や震災学習を行いました。
角浜小の6人の旅は6月29、30の両日、大野地区で実施されました。初日は、おおのキャンパスで木工体験教室や星空観察を行ったほか、地元の農家のもとで野菜の収穫などを体験。町の産業や自然に親しみました。2日目は、産直おおの前で前日に収穫した野菜の販売に挑戦。児童たちの工夫を凝らした陳列や商品案内により、あっという間に完売しました。北沢蘭(らん)さん(6年)は「野菜の収穫が楽しかった。みんなで協力する大切さを学んだ。この経験を学校生活でも生かしていきたい」と充実した表情で旅を振り返りました。

◇水産業や震災を学ぶ
林郷小の21人の旅は7月6、7の両日、種市地区で実施されました。初日は、ウニ増殖溝、県栽培漁業センター種市事業所の見学やウニの殻むきを体験。町の水産業や自然に親しみました。2日目は、震災学習で津波の怖さや防潮堤の役割を学んだほか、アロマオイルを使ったハンドマッサージを体験しました。水上結(ゆい)さん(6年)は「震災学習が印象に残っている。津波が来たら周りの人に声を掛けながら高台に逃げたい」と振り返りました。