■丹精込めた自慢の牛96頭出品
「洋野町畜産まつり」(町、新岩手農業協同組合共催)は9月14日、大野地区共同利用模範牧場で開催されました。
町内外の畜産農家がホルスタインショーの9部門に59頭、和牛共進会の6部門に37頭の牛を出品。丹精込めて育てた牛の体格や品位の良さ、生育技術などを競いました。ホルスタインショーには、子どもたちも引き手として出場し、懸命に牛を引く姿に観客から拍手が贈られました。
町の特産品が並んだ工房市や、町産牛肉を特価で購入できる販売会は、多くの来場者でにぎわったほか、畜産業にまつわるクイズが出題される「目指せ!ひろの畜産マイスター」や、チャンピオンに選ばれる牛を予想する「あなたが選ぶチャンピオン牛」などの催しも行われ、来場者は町の基幹産業のひとつである畜産に親しみを深めました。
また、地域の畜産振興に貢献された功績に対する大会功労者表彰が行われ、ホルスタインの部で高山浩(ひろし)さん(62歳・下帯島)、和牛の部で下谷地弘(ひろし)さん(64歳・長代)に表彰状が贈られたほか、令和5年度に優秀な成績を収めたホルスタイン5頭、和牛5頭を飼養する農家10人に、高能力牛生産者表彰が行われました。ホルスタインショー、和牛共進会の各部門入賞者は左表(本紙参照)のとおりです。
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