例年、冬の渡り鳥が飛来する季節になると、野鳥や養鶏場から、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されています。ニワトリなどの家きんを飼養している人は、鳥インフルエンザの発生を予防するため、防疫対策の徹底をお願いします。また、渡り鳥は鳥インフルエンザだけではなく、さまざまな病原体を持っている可能性があるため、野鳥に餌を与えないようにしてください。
■〜防疫対策の具体例〜
・鶏舎の壁やネットが破損している場合は修繕し、ネズミやカラス、猫などの動物が侵入しないようにすること
・餌置き場の清掃や、死んだ鶏の適正処分など、動物の誘因を防止すること
・長靴や衣類などは専用のものを用意し、ウイルスなどの侵入リスクを低減すること
・飼っている家きんの健康観察を毎日実施し、異常確認時の早期通報を徹底すること
・鶏舎周辺の消石灰散布など、消毒を徹底すること
・家きん飼養者は、高病原性鳥インフルエンザのまん延防止のため、他の農場への不要不急の出入りは控えること
しっかりと防疫対策をして、鳥インフルエンザの発生を防ぎましょう!!
農林課 城下哲太(てった)主事
問い合わせ先:
農林課(大野庁舎)【電話】77-2113
野鳥…県北広域振興局久慈保健所【電話】53-4987
飼い鳥…県北家畜保健衛生所【電話】0195-49-3006
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