昨年11月に中野地区で発生が確認された「ナラ枯れ」について、2月14日に被害のあった51本の病害虫駆除作業を実施しました。久慈地方森林組合の職員が作業を実施。ドリルを使い、樹木1本あたり70〜100カ所の穴を開け、ドリル孔に薬剤を注入しました。
「ナラ枯れ」は樹木の伝染病で、近年北上傾向にあり、さらなる被害拡大が心配されます。20年生未満の若い樹木は比較的被害を受けにくいとされていますが、広葉樹(コナラ、ミズナラ、クヌギ、クリなど)のうち、特にも30年生以上で、直径30センチ以上の老・大径木が被害を受けやすいため、これらは早めに伐採を促し、町内全域で森の若返りが図られるように取り組んでいく必要があります。
伐採に関する相談は、下記の指定経営体までご連絡ください。
■「岩手県意欲と能力ある林業経営体」指定経営体
久慈地方森林組合【電話】52-3400
(株)野田造林【電話】77-4054
(有)丸大県北農林【電話】67-2233
問い合わせ先:農林課(大野庁舎)
【電話】77-2113
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