■思い出を振り返り別れを告げる
林郷保育所(加藤智子(ともこ)所長・園児6人)で3月22日、「林郷保育所ありがとう会」が開かれ、保護者や地域住民ら約50人が参加しました。
式典で加藤所長は「子どもたちが笑顔を絶やさず過ごせたのは、保護者や地域の皆様のおかげです」と長年にわたる支えに感謝し、最後の在籍児6人に修了証書を手渡しました。
園児たちは、お父さんやお母さんと一緒に、写真を飾り付けるリース作りを楽しんだり、感謝の気持ちを込めてダンスや歌を披露。季節ごとの思い出を振り返った呼び掛けでは、大きな声を所内いっぱいに響かせて保育所に別れを告げました。
昭和53年の開所以来、同保育所から375人が巣立ちました。思い出の詰まった保育所が3月をもって45年の歴史に幕を下ろし、本年4月に大野こども園と統合しました。
○「健やかに成長してほしい」
地域と共にあった林郷保育所が閉所するのはさみしい気持ちもありますが、子どもたちには新しい環境でも、たくさん友達を作り、健やかに成長してほしいです。
父母の会会長 林郷政博(まさひろ)さん
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