■社会教育をとおしてまちづくりを!
皆さんは、洋野町に「愛着」や「誇り」を持っておられますか。こんにちは、宮城県出身の宮城です。今、急激な人口減少が進むなかで、住民が地域に住み続けることの意味や意義を見失っているような気がします。4月から「福祉教育をとおして洋野町への郷土愛醸成や活性化に貢献する」をミッションに掲げ活動をしています。これまで、生徒の学ぶことへの関心を高めようと、大野中3学年「ひろの学」の一環として、岩手県立大学や滝沢市のIPUイノベーションセンターへの訪問を実施しました。中学校と大学のつながりを強くして新しい可能性を模索していきたいと思います。さらに、大野高校の空き教室を活用した「おおのカフェ」が7月にオープンしました。町内外の企業・団体の支援で軽食や図書を置き、自由に利用できる空間です。生徒がほっとできる場、交流の拠点、大野高の魅力化につなげられたらうれしいです。
今後は、町内の高校の存続について、高校×生徒×住民×行政と対話をする場を構想中です。また、「多死社会」を迎えるなかで、自分らしい「生き方、逝き方」を学び合うワークショップや、「いのちの授業」を開催したいです。
教育は、「まちづくり」です。まちづくりにおける「ひと」とは、人口(量)でなく人財(質)です。地域を担う、地域に誇りを持つ人財づくりに微力ながら寄与したいと思っています。皆さまのご支援、ご協力をお願いします。
福祉教育支援プロジェクト推進員
宮城好郎(よしろう)
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