「第43回岩手県消防操法競技会」は8月4日、矢巾町の県消防学校で行われました。小型ポンプの部に出場した第6分団が見事優勝し、全国大会への切符を勝ち取りました。
ポンプ車の部では、第7分団が県大会初出場ながら4位の好成績を残し、同分団の指揮者である番沢鋭治(としはる)選手は優秀選手賞を受賞するなど、両分団が本町消防団の練度の高さを示しました。
両分団は、7月7日に久慈市で行われた「第43回久慈地区支部消防操法競技会」を優勝。勢いそのままに日々の鍛錬の成果を遺憾無く発揮しました。
■先輩たちの夢見た舞台に
「県消防操法競技会報告会」は8月9日、種市庁舎で行われ、大入一弘(かずひろ)団長から岡本正善町長に県大会の結果が報告されました。
第6分団の佐々木謙二(けんじ)指揮者は「県大会独特の雰囲気で緊張したが、各操作員とも納得のできる演技ができた」と振り返り、「先輩たちの長年の夢である全国大会出場の切符を手にすることができた。この成績に満足せず、今後もさらなる訓練を重ねて全国の舞台を楽しみたい」と意気込みを語りました。
第7分団の番沢指揮者は「練習通りのタイムが出せなくて悔しさはあったが、4位という結果に清々しい気持ち。さまざまな人たちの応援や協力があって今回の結果が残せた」と感謝を述べました。
岡本町長は「これまでの訓練の成果が遺憾無く発揮された結果であり、心から敬意を表します」とねぎらいました。
全国大会は10月12日(土)、宮城県利府町で行われます。
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