■世界観を出しつつ みんなが使えるものを!
皆さんこんにちは。陶芸事業推進員として陶芸技術の継承をしております、外舘美由貴(みゆき)と申します。
私は、陶芸工房の切金先生のもとで技術を学んでおります。まず、菊ねりの習得、ろくろでの作り、仕上げ(削り)、取手付けを学びました。最初の工程である、粘土の空気を抜くための菊ねりはとても難しかったです。次に手捻りや絵付け、板作りを教えてもらいました。現在は粘土の再生、釉薬(ゆうやく)がけ、素焼、本焼までを教えていただき、ひととおりの流れを覚えました。私は両親の介護をしていくなかで、介護には不向きなものが多く、使いやすい食器を製作したいと思うようになりました。
現在は、作りたい作品を作らせていただきながら、基本を学んでおります。任期中の目標として、すくいやすいお皿、持ちやすいカップなど、介護から離乳食までを家族みんなで使えるようなデザインのお皿を作れるように修行に励んでいきたいです。
また、今は自分の世界観を出しつつ、「へへっ」と笑えるもの、意外とまともなものなど、統一性のない物を作っております。
クラフトイベントなどで出品販売を目指していきますので、今後ともよろしくお願いします。
(町地域おこし協力隊・陶芸事業推進員 外舘美由貴)
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