町内の地域や各種団体などで行われた催しなどを紹介します。
■角浜地区で三世代交流
たこ揚がり大きな歓声
「第37回三ちゃん(三世代)交流凧あげ大会」(町教育振興会角浜実践区主催)は1月11日、角浜小で開催されました。
地域の子どもからお年寄りまで約100人が参加し、たこの出来栄えや、揚がり具合を競い合いながら、たこ揚げを楽しみました。雪の降るなか、子どもたちは元気に走り、風に乗ったたこが空高く揚がると、校庭には大きな歓声が上がりました。
松村敢太(かんた)さん(角浜小2年)は「去年よりも高くたこを揚げて『よくあがったで賞』を取れたのがうれしい。来年はもっと高く揚げたい」と意気込みました。
■グリーンエコーが「クリスマスコンサート」
少し早めのクリスマス
「クリスマスコンサート」(グリーンエコー主催)は12月21日、大野農村環境改善センターで開催されました。
混声合唱団体グリーンエコーによるクリスマスソングの合唱や、種市中・大野中・種市高・大野高の4校での吹奏楽演奏、吹奏楽部の顧問による合同演奏が披露されたほか、ダンスグループ「NINE STYLE」の可愛らしいパフォーマンスで会場は大いに盛り上がりました。
フィナーレでは、会場が一体となって「きよしこの夜」を合唱し、一足早いクリスマスムードに包まれました。
■(株)岩本電機が子ども向け図書寄贈
読書を通じて視野広げて
(株)岩本電機(岩本崇司(たかし)代表取締役社長)が12月17日、町に子ども向け図書166冊(約20万円相当)を寄贈し、岩本社長から滝川幸弘(ゆきひろ)教育長に目録が手渡されました。
同社は2022年に「子どもたちの豊かな心と人生のために」として図書240冊と本棚5台を寄贈。種市図書館内に「岩本電機文庫コーナー」を創設し、今回の寄贈と合わせ累計で572冊となりました。岩本社長は「読書を通じて視野を広げてほしい」と期待を込め、滝川教育長は「毎年寄贈してもらい大変ありがたい。大事に使わせていただきます」と感謝を述べました。
■ゆきいたづくりワークショップ
世界に一つのゆきいた
地域おこし協力隊の髙橋遼太(りょうた)隊員が、3〜12歳の子どもを対象に企画した「ゆきいたづくりワークショップ」は1月11、13の両日、おおのキャンパスで開催されました。参加者は、思い思いの絵を描き、世界に一つだけのゆきいたを作り上げました。
八戸市から参加した根岸真悠(ましゅう)さん(11歳)は「何度も丁寧に色を塗った。弟と一緒に滑りたい」と笑みを浮かべました。
■八木魚市場初売り式
漁の安全と豊漁を祈願
町営八木魚市場で1月4日、恒例の初売り式が開かれ市場関係者ら約50人が三本締めなどで漁の安全と豊漁を祈願しました。
式典で町漁協の吹切信夫(のぶお)組合長が「海温上昇などに伴う資源の変化を注視し、水揚げ量の回復に努め水産業振興を図っていく」と決意を述べたほか、初売りではこの日水揚げされたタコ1.2トン、タラ6トンなどが、威勢の良い掛け声と共に競り落とされました。買い受け人の下苧坪千典(かずのり)さん(下苧坪商店代表)は「地域業者として相場を維持しつつ、質の良い商品を提供していきたい」と意気込みました。
■教育充実へ意見交換
「洋野まちづくりトーク」は12月24日、町民文化会館で開かれ、種市高の教員4人が、放課後に学校以外で生徒が過ごせる居場所づくりなど、教育環境の充実化に向け岡本正善町長と意見を交換しました。
■漁業の担い手に奨励金
「町漁業就業者奨励金交付式」は12月25日、種市庁舎で行われ、坂本茉子(まこ)さん(有家)に岡本町長から奨励金が贈られました。坂本さんは「仕事を覚えて、早く一人前になりたい」と決意を語りました。
■ふるさと定着奨励金を交付
「新卒者ふるさと定着奨励金交付式」は12月19日、種市庁舎で行われ、町内事業所に就職した新卒者の宮澤奈々子(ななこ)さん、髙山夏葵(なつき)さん、日當智心(さとみ)さんに岡本町長から奨励金が手渡されました。
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