■ひきこもり実態調査の結果について
町では、本年度64歳以下の人がいる世帯3,903世帯に対して「ひきこもり実態調査」を実施しました。調査の結果については下記の通りです。
また、この調査結果を受けて、「社会的引きこもり者」やその家族などを支援するための効果的な施策を検討するとともに、保健・福祉・教育・雇用・その他ひきこもり支援に関連する支援団体や関係機関と連携し、一人一人のニーズに合わせた支援の充実を図ります。
※下記の調査結果は速報値です。最終結果については、2月下旬頃に町ウェブサイトに掲載予定です
○ひきこもり者の人数と年代について
回答世帯中「仕事や学校などに行かず、家族以外の人との交流がほとんどない人」がいると回答した人数は140人(=社会的ひきこもり者)でした。
また、年代別にみると、10代…10人、20代…22人、30代…34人、40代…23人、50代…18人、60代…19人、その他…14人となっており、30代が最も多く、次いで40代、20代となっています。
○ひきこもりとなったきっかけ(グラフ左)とひきこもりの期間(グラフ右)について
○本人も、その家族や身近な人も、一人で悩まず相談してください
「ひきこもり」は、単に自室に閉じこもるだけでなく、趣味や買い物はできるが、それ以外の交流はないといったように、社会との交流が限定的となる状態で、年齢問わず誰でもなり得る可能性があります。
ひきこもりのきっかけや要因は、病気・人間関係・職場での悩みなど人によってさまざまであり、きっかけが明確でない場合もあります。また、ひきこもり状態にある人に就労することを強制したり、将来を不安視するような声がけをしたりすることは、ひきこもり状態を悪化させるとも言われています。
ひきこもり支援において大切なのは、まずは温かく見守り、そして家族や周囲の人との対話を少しずつ増やし、必要な支援につなぐことです。
ひきこもり支援に関する相談窓口:
町地域包括支援センター【電話】69-1966
NPO法人エンパワメント輝き【電話】66-8321
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種市地域包括支援センター【電話】69-1966
大野地域包括支援センター【電話】77-3755
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