11月は児童虐待防止推進月間

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■11月は児童虐待防止推進月間
児童虐待に関する相談の増加や、子どもの命が失われる重大な事件が後を絶たない状況から、令和2年4月に「親の子どもへの体罰の禁止」が法定化されました。
子どもの権利が守られ体罰などのない社会を実現するためには、一人一人の意識が大切です。子育て中の保護者だけでなく、周りからの支援も含めて地域全体で支えていきましょう。

■「しつけ」と「体罰」
「しつけ」とは子どもの人格や才能などを伸ばし、社会において自立した生活を送れることなどを目的とし、子どもをサポートして社会性を育む行為です。
「体罰」とは子どもの体に何らかの苦痛を引き起こし、不快感を意図的にもたらす行為(罰)のことを言います。
体罰などを受けた子どもの心には大きな傷が残り続けます。

■さまざまな虐待
身体的虐待：殴る、蹴る、叩く、激しく揺さぶるなど
性的虐待：子どもへの性的行為など
ネグレクト：家に閉じ込める、食事を与えないなど
心理的虐待：言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に暴力を振るうなど

・子どもに対して否定的な感情が生じたらその気持ちに気付き、認めることが大切です。
・心や時間に余裕がないときは、深呼吸して気持ちを落ち着けたり、風に当たったりして気分転換をしましょう。
・勇気を持って周囲に助けを求めることで、新たな支援やサービスに出会えることもあります。
児童虐待かもと思ったらすぐに電話してください。
児童相談所共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)

問い合わせ：児童福祉課
【電話】656-6519