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特産品の開発を支援

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岩手県滝沢市

市では、新たに特産品の開発や普及を行う市内事業者に対し、補助をしています。令和4年度特産品開発振興事業補助金を活用して開発された、市の新たな特産品と開発者のコメントを紹介します。

■「滝沢スイカを使用した缶詰とスイカ蜜の開発と販売」駿河農園ベジスル
滝沢スイカは出荷できる期間が短く、旬の時期以外にもおいしい滝沢スイカを食べてほしいという思いから、年間を通してPRする方法はないか、と考えていました。滝沢スイカやそれに関わる農業者を盛り上げていきたいという思いを持っています。
缶詰開発において、普通の缶詰の手法だと課題が多くありましたが、開発に4年の歳月を費やし、課題であったウリ臭さの解消やスイカのシャリシャリの食感を残すことができました。今回の補助金を活用した商品はビッグルーフ滝沢内たきざわキッチン、チャグまるしぇなどで販売している他、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
スイカ蜜はスイカの汁を煮詰めて作る甘味たっぷりの加工品です。令和5年度の商品化を目指して試作を行っていきます。

■「滝沢産野菜・フルーツを使った加工品の販路拡大」澤口恭志(さわぐちきょうじ)
自家栽培した滝沢産野菜や果物をケーキやピクルスに加工しました。商品ラベルを作成したことにより、商品のアピール力が高まり、消費者の購買意欲を高める効果が期待できます。また、リーフレットを作成したことにより、多くの人に商品や事業内容を知ってもらうことで、購買者の増が望めます。これらにより、商品と地域の魅力を伝えることができると考えています。今回の補助金を活用した商品は直売所、クロステラス内賢治の大地館、ウェブサイトなどで販売しています。

■「滝沢すいか酢開発事業」滝沢産業開発(株)
スイカの収穫期が終了し、スイカ畑を他の農産物生産のために転換する際に、残っているスイカを活用したいとの思いから、補助金を活用しスイカを買い取り、絞った果汁のみで「すいか酢」の醸造を行いました。発酵するまで7カ月を要し、まだ商品化には至っていません。今後、生酢や加工酢などとしての販売を考えており、この開発により、スイカの加工品の広がりが期待できます。

■「市特産品滝沢スイカのラベルステッカー制作事業」主浜和景(しゅはまともあき)
市で生産されているスイカは、品種によってさまざまな特徴と食味がありますが、それらを区別するラベルステッカーは差別化されていませんでした。今回、見た目でスイカの品種果肉色が判別できるよう、ラベルステッカーを制作しました。ラベルで品種果肉色が判別できることで、流通中の手違いの防止や、消費者への配慮が可能となりました。デザインにこだわり、どの世代の購買層にも懐かしさとともに「滝沢スイカ」を手に取ってもらえるよう工夫しました。

問い合わせ:観光物産課
【電話】656-6535

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