第48回滝沢市市勢振興功労者表彰式が11月11日、ビッグルーフ滝沢で開催され、6人が表彰されました。
この表彰は昭和51年から行われ、公共の福祉増進に尽くし、市勢の発展に多大な貢献をするなど功績が顕著な人を表彰しています。
■吉清水清美(よしみずきよみ)さん(76)大釜中道
市建設業協会の会長として、市内建設業の技術の向上や労働安全衛生の推進に努め、建設業界の問題や課題解決に向け尽力しました。
また、地域の守り手として、市内のインフラ整備、維持管理を支えると共に、災害時においては迅速な復旧により市民の安全・安心に寄与しました。
併せて、滝沢市商工会の理事としても市内事業者や地域の発展のために寄与するなど、市の産業振興に多大な貢献をしました。
■永年勤続表彰
▽横山久子(よこやまひさこ)さん(81)妻の神
平成10年12月1日から現在に至るまで市民生委員・児童委員として活動し、地域福祉の向上に貢献しています。
このような功績により、平成23年に第25回滝沢村社会福祉大会長表彰、平成26年に第67回岩手県社会福祉大会長表彰、令和元年に第72回岩手県社会福祉大会県知事表彰を受け、市政の向上発展に尽力しています。
▽齊藤康子(さいとうやすこ)さん(75)室小路
平成12年9月22日から現在に至るまで保護司として活動し、令和3年から5年までは市保護司協議会会長を務めるなど、地域の犯罪の減少や予防など更生保護に貢献しています。
このような功績により、平成15年に岩手県保護司会連合会会長表彰、平成20年に東北地方保護司連盟会長表彰、令和元年に全国保護司連盟理事長表彰、令和2年に法務大臣表彰を受け、市政の向上発展に尽力しています。
■功労者表彰
▽中舘幸子(なかだてさちこ)さん(82)二戸市米沢
昭和55年12月に社会福祉法人麗沢会を設立し、翌年、特別養護老人ホームれいたく苑を開所しました。その後、在宅複合型施設アネックスれいたく、特別養護老人ホームたきざわの家を開所し、平成29年6月まで施設長などを歴任し、その後、現在まで法人理事長として社会福祉の向上に著しく貢献しています。
特にも、利用者の意向を尊重して、多様な福祉サービスが総合的に提供されるよう創意工夫することにより、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援しました。
また、市の介護保険に関する各種委員を歴任し、介護保険行政の発展に貢献しました。
▽熊谷初男(くまがいはつお)さん(79)大崎
平成19年度から現在に至るまでの17年間、川前神楽保存会会長を務め、川前神楽の普及、継承に努めました。
特にも、四十四田ダムの建設により、神楽を伝承してきた神楽衆が離散し一時期伝承が途絶えたときには、伝承継続を申し出て、現在の保存会の基礎づくりに大きく貢献しました。
また、滝沢村議会議員(3期)の他、市保護司協議会会長、市スポーツ少年団本部長を歴任し、市勢振興に多大なる貢献をしました。
▽西村洋子(にしむらようこ)さん(77)鵜飼御庭田
平成28年4月から平成31年3月に至るまでの3年間、滝沢市さんさ踊り保存会会長を務め、郷土芸能としての滝沢市さんさの型を追求、研究をすると共に、市内外問わず広くその演舞を披露し、滝沢市さんさ踊りの普及、継承に努めました。
特にも、市さんさ踊り保存会が令和5年2月27日、「滝沢市指定無形民俗文化財」となったことへの貢献は著しく、顧問として市さんさ踊り保存会を支えています。
また、現在も指導役として、踊り手である子どもたちへの演舞指導で活躍しており、子どもに伝えるという伝統芸能の次世代への継承が着実に見られ、市の文化芸術の発展において、多大な功績を残しました。
問い合わせ:企画政策課
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