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まなびの杜ー文化芸術

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岩手県滝沢市

■伝統を語り継ぐ~たきざわの郷土芸能県指定無形民俗文化財 篠木神楽(しのぎかぐら)
▽概要
「篠木神楽」は篠木の田村神社(祭神坂上田村麻呂)の奉納神楽で、神主である斎藤家の秘流として古くから伝えられ、350年以上の歴史があります。このような神職によって伝わる神楽は「社風(みやぶり)神楽」と呼ばれ、貞享3年(1686年)に岩手山が突然大噴火をおこした時には、篠木の神楽師が祈祷と神楽を奉じたとあります。
県文化財専門委員の故森口多里(もりぐちたり)氏によると「篠木神楽は、きれいだとか華やかだとかに反し、古雅、簡素、素朴で由緒正しい伝統を持ち、昔のまま保存されている県内の山伏神楽とは舞型も異にしており、珍しく文化財価値が非常に高い」と評されており、昭和42年3月1日に市(当時は村)の無形民俗文化財第1号に指定され、平成23年5月10日に県無形民俗文化財の指定を受けています。

▽演目
鳥舞、八幡舞、山神舞、獅子舞など26番あります。
指定年月日:平成23年5月10日
保存団体名:篠木神楽保存会
所在地:篠木地区

▽出演実績
近隣の神社での神楽奉納やチャグチャグ馬コふれあいまつりin滝沢、市産業まつり、市郷土芸能まつりに毎年出演の他、鞍掛山山開き(奉納)、岩手山山開き(奉納)、市伝統芸能フェスティバル(イオン盛岡)などに出演しています。

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