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まなびの杜ー文化芸術

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岩手県滝沢市

■伝統を語り継ぐ~たきざわの郷土芸能 市指定無形民俗文化財大沢田植踊り
▽概要
「大沢田植踊り」は稲作の豊穣を祈る予祝芸能で、小正月を中心に踊られてきました。
大沢田植踊りの由来については記録がなく、確かな来歴は不明ですが、330年ほど前に上鵜飼から伝わったとされます。かつては市内に大沢、上鵜飼、下鵜飼の3箇所に伝承地がありましたが、現在は大沢のみとなっています。
五月女(しょうとめ)の「傘ふり」が珍しく、間をつなぐ「中踊り」が充実した踊りになっていることや一八(いっぱち)という道化男が活躍することが特徴です。さらには三番叟(さんばそう)、狂言、囃子舞(はやしまい)や万歳(まんざい)といった演目が加わり、単に田植踊りというよりも複合的な演出になっています。
昭和61年7月26日に市(当時は村)の無形民俗文化財の指定を受けています。

▽演目
口上切り(こうじょうきり)、三番叟(さんばそう)、仕付口上(しつけこうじょう)、馬夫(ばふ)踊り、五月女(しょうとめ)踊り、狂言、囃子舞(はやしまい)、万歳(まんざい)などがあります。

指定年月日:昭和61年7月26日
保存団体名:大沢田植踊り保存会
所在地:大沢地区

▽出演実績
チャグチャグ馬コふれあいまつりin滝沢、市郷土芸能まつりに毎年出演の他、大沢熊野神社例大祭、市伝統芸能フェスティバル(イオンモール盛岡)、いわて子供伝統芸能フェスティバル(イオンモール盛岡)などに出演しています。

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