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自治体の皆さまへ

「地域の足」について考えてみませんか

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岩手県滝沢市

■公共交通の厳しい実情
利用者の減少や深刻な運転士不足などの影響で、市内を運行する路線バスの大幅な減便が余儀なくされ、公共交通を維持していくことが困難な状況にあります。限られた交通資源「地域の足」をみんなで考える必要があります。

■柳沢地域での「福祉バスツアー」
柳沢地域の公共交通はタクシーと福祉バスのみとなっているため、日常生活に必要な移動手段が自家用車の人が多い状況です。
地域内のワークショップなどで「せっかく走っている福祉バスを有効に使おう」と市民の有志が主体的に活用方法を考え「福祉バスツアー」を企画しました。本年度から始まったこのツアーは、市中心部や盛岡市街地などを目的地として4回開催しました。企画した人は「まずは今ある交通サービスを維持していくことが大切。地域のつながりを大事にしながら、地域の足は地域で守る必要がある」と話しました。
参加者の中には、免許返納を検討している人や、福祉バスに乗車することが初めての人もいました。この取り組みにより皆さんが公共交通の使い方を知り、気軽に楽しく外出できる機会の創出につながっています。

■公共交通の未来を考える
将来にわたり生活の足の一助となる公共交通を確保するためには、今ある交通サービスを利用し、維持していくことが必要です。今後利用するかもしれない公共交通について、みんなで考えてみませんか。

■福祉バスに乗ってみよう
福祉バスは睦大学の学生の送迎の他、市役所周辺への用事や通院、買い物など、誰でも利用できる交通サービスとして、毎週月・金曜日(祝日、お盆、年末年始、3月を除く)に市内3路線を1日1往復運行しています。
令和5年度は約2600人の利用があり、「地域の足」の一助となっています。

問い合わせ:都市政策課
【電話】656-6543

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