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令和5年度 市勢振興功労者 市勢の発展に尽くした功績を表彰

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岩手県盛岡市 クリエイティブ・コモンズ

本年度の市勢振興功労者に2人が選ばれました。市勢振興功労者表彰は、公共の福祉の増進と市勢の進展に尽くした功績が極めて顕著な人または団体を顕彰するもので、市の表彰では最も栄誉ある表彰です。受賞者は、学識経験者や市議会議員などで構成する市表彰選考委員会の答申を受けて決定しました。本年度の受賞を含め、これまでに329人と26団体を表彰しています。
表彰式は11月3日(金)、中央公民館(愛宕町)で開催します。

■教育振興運動の発展と教育行政の推進
星野 勝利(かつとし)さん
Katsutoshi Hoshino
盛岡市教育振興推進委員会会長として、社会情勢を鑑みながら、子どもを中心に地域、家庭、学校、行政が一体となり、子どもの育成を推進する本市の教育振興運動の充実発展に寄与した。また、盛岡市教育委員長や岩手県市町村教育委員会協議会会長、盛岡市小中学校適正配置検討委員会委員長などを務め、学校の適正配置や盛岡市教育振興基本計画の策定に尽力したほか、的確な判断と指導により先駆的な取り組みにも力を注ぎ、教育行政に大きく貢献した。
(昭和19年生まれ・東緑が丘)

教育現場で教鞭(べん)を執ったときに教師という仕事の大切さを実感し、教育養成分野へ進みました。現場で心掛けていたことは、常に誰にでも明るく接することでした。
市の教育振興運動は、昔から「人づくり」を「地域総ぐるみ」でみんなでやっていこうと取り組んできた点がすごいところ。50年以上もの長い期間続いてきたのは、今まで関わってきた皆さんが思いを大切に受け継いできたからです。運動を進める中では、さまざまな立場の皆さんの意見を聞き、それを深化させ、発展させていくことに努めてきました。また、市教育振興基本計画の策定にあたっては、子どもたちの健全な成長のために何が望ましいかを一番に考え、意見を取りまとめるよう心掛けてきました。
これからも盛岡の子どもたちが、心身ともに健全で、ふるさとに誇りを持ち、未来を創る人になってもらえるよう、見守っていきたいですね。

■工業の振興と地域経済の活性化
小山田 周右(しゅうすけ)さん
Shusuke Oyamada
盛岡市工業振興懇話会委員や盛岡市工業振興推進会議委員として、本市における初の工業分野の計画である盛岡市工業振興ビジョンの策定に尽力。また、盛岡市上下水道事業経営審議会委員や盛岡工業団地協同組合理事長、岩手県中小企業団体中央会会長などを務め、雇用の創出や若者の地元定着の推進など、広く本市の地場企業の成長発展に力を注ぎ、工業分野のみならず地域経済の振興に大きく貢献した。
(昭和27年生まれ・津志田南三)

工業振興ビジョンの策定にあたっては、岩手大や県工業技術センターなどの教育・研究機関と連携できる盛岡の強みを生かすべきと考え、委員を務めました。また、工業の使命は地元で雇用を産み出し、地域経済に貢献することと考えていたので、岩手県中小企業団体中央会では雇用の創出や若者の地元定着に力を入れ、学生や地元就職を目指す人と企業とのマッチングの場の設置やセミナーの開催などに取り組みました。全国中小企業青年中央会副会長を務めた際に、地域によって異なるさまざまな意見を取りまとめた経験は、その後の仕事にも役に立っていると感じます。
理事長を務める盛岡工業団地協同組合は50周年を迎えましたが、先人が一生懸命作ってきたものを受け継ぎながら、時代や環境の変化に適応していくことを心掛けています。市内ではさまざまな分野で起業する若い世代が増えてきているので、そのような人たちを後押ししていきたいです。

広報ID:1046202

問合せ:総務課
【電話】626-7513

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