市は新たな市庁舎の整備について検討を進めています。令和5年4月には、有識者や公募委員で構成する「新市庁舎整備審議会」を設置し、新たな市庁舎整備の基本的な考え方を示す「盛岡市新市庁舎整備基本構想」について、調査審議しています。
この基本構想の策定に向け、新市庁舎整備について多くの市民の皆さんに知ってもらい、ご意見を伺うため、市民説明会を開催します。
■市民説明会
次のとおり市民説明会を開催します。事前の申し込みは不要です。
皆さんの参加をお待ちしています。
日時・場所・定員:
※いずれも先着順。開始時間の30分前に開場します
※各施設の駐車場には限りがありますので、公共交通機関のご利用にご協力をお願いします
対象:市内在住または市内に通勤・通学をしている人
内容:新市庁舎整備に関するこれまでの検討経過、新市庁舎整備審議会での調査審議状況などを説明し、参加された皆さんのご意見をお聴きします。いただいたご意見は新市庁舎整備審議会に報告し、引き続き基本構想の策定に向け、検討を進めていきます。
■市庁舎整備に関するこれまでの経過
▽昭和37年10月
本庁舎本館竣工
以降、愛宕町・若園町・本庁舎別館・肴町・保健所・内丸の各分庁舎を設置
※肴町分庁舎は令和3年度に廃止
▽平成4年4月
盛岡市・都南村合併
▽平成18年1月
盛岡市・玉山村合併
▽平成22~25年
本庁舎耐震補強改修工事を実施
▽平成30年11月
若手職員によるワーキンググループを発足
▽令和2年
2月 ワーキンググループによる検討結果の取りまとめ
8月 職員で構成する「新市庁舎構想検討会議」を設置
▽令和4年
2月 上記検討会議が「報告書」を作成
7月~ 「新市庁舎のあり方に関する市民会議」および「新市庁舎のあり方に関する有識者等懇話会」での意見交換
▽令和5年
2月 有識者等懇話会が市長に「意見書」を提出
4月 「新市庁舎整備審議会」設置
■新市庁舎整備審議会とは
令和5年4月に設置した市の付属機関で、知識経験者、公共団体からの推薦者、公募した市民の13人から構成されています。
新市庁舎に関する事柄について調査審議することを目的として、現在は「盛岡市新市庁舎整備基本構想」について協議を進めています。これまでに4回の審議会を開催し、基本構想の内容について検討を進めてきました。
■現庁舎の現状と課題
・施設の老朽化、狭小、分散
・防災機能の懸念
・駐車場不足
・ユニバーサルデザインへの対応
・庁舎の維持管理経費 など
■新市庁舎整備基本構想とは
新市庁舎の整備に関する基本的な事項を明確にするもので、整備エリアの選定も予定しています。現市庁舎の現状と課題を整理した上で、新市庁舎の基本理念・方針のほか、想定される機能・規模、事業費・事業手法などを示すものです。
基本構想は、パブリックコメントにより市民の皆さんのご意見を伺った上で策定します。
▽基本構想の内容(予定)
・現状と課題…現在や将来想定される課題を整理します
・基本理念・方針…新市庁舎のあるべき姿・整備にあたっての方向性を示します
・機能・規模…想定される機能や規模を整理します
・事業費・事業手法…想定される事業費や選択可能な事業手法について整理します
・整備エリア…内丸、盛岡駅西、盛南の3つのエリアを中心に比較検討し、選定します
・整備スケジュール…基本構想策定後のスケジュールについて整理します
■基本構想の策定後は
選定された整備エリアの中で、建設用地を絞り込んでいきます。また、用地の場所や広さに応じて、新市庁舎の具体的な機能や設備を検討・整理した「基本計画」を策定します。その後、基本計画に基づき、設計や工事を進めていきます。
広報ID:1045118
問合せ:新市庁舎整備室
【電話】601-6733
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