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行くべき盛岡は、また来たくなる盛岡へ(1)

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岩手県盛岡市 クリエイティブ・コモンズ

アメリカのニューヨーク・タイムズ紙(電子版)で「2023年に行くべき52カ所」に選ばれてからもうすぐ1年、今年の盛岡には国内外から多くの人が訪れました。この1年でどんな変化があったのかをさまざまな人の視点から探り、改めて盛岡の魅力を考えます。

■「隠された宝石」が多くの人の目に触れた盛岡の魅力
▼データで読み取る盛岡の変化
さまざまなメディアでの報道もあり、盛岡の認知度が高まった2023年。その変化をデータから振り返ります。

▽盛岡市内宿泊観光客数の比較(速報値)
※詳しくは本紙のグラフをご覧ください。

▽盛岡City Wi-Fiアクセス数の比較
※4月~10月間
令和4年度:8087(合計アクセス数)
令和5年度:1万7527(合計アクセス数)…昨年度の約2倍!
サービスエリアが広がり、盛岡駅東口から盛岡八幡宮までの市街地などで利用できることから、観光客の街歩きを助けるツールになりました。

▽盛岡で注目されたスポットベスト10

※盛岡ノスタルジックトリップまち歩きマップ調べ
(集計期間:令和5年1月~10月末)

▼盛岡来訪者の声
※盛岡来訪者向けWebアンケート「盛岡に来て良かったところを教えてください」より抜粋
・街がきれい(ゴミや落書きが少なくて清潔)。岩手山や桜など景色がきれい。
・空気がきれい。街並みがコンパクト。観光案内所でとても分かりやすい観光ルートを教えてもらって効率よく回れた。
・歴史ある建物やきれいな街並み、山や川の自然に囲まれた環境が良かった。
・Beautiful City and Landscape!「(訳)美しい都市と風景」(スイス・30代男性)

▼盛岡の魅力は、私たちの暮らしに溶け込んでいます
盛岡ふるさとガイド 会長
照井 孝(たかし)さん
コンパクトで歩いて回れるのが盛岡の良いところ。ニューヨーク・タイムズ紙で紹介されたスポットを巡る90分の観光コースは特に人気で、案内した後に再度、行く人も多いですね。古い建物が残っていたり、中津川沿いを散歩できたりするところが魅力と感じるようです。観光客を案内していると、普段私たちが何気なく目にしている風景を大切にしなければと、改めて気付かされますね。また、ガイド中に市民の皆さんからお客様に「こんにちは」と声をかけてもらうこともあります。市民と観光客との距離が一気に縮まるようで、いつも感謝しています。

▽私のお気に入り
櫻山かいわいが好きで、昔からよく行きます。お昼時には行列ができるお店もあって、活気がありますよね。神社を中心に一つの街並みがあるというのも良いですね。

▼「普段の暮らし」と「観光」が切り離されていないのが魅力です
もりおか歴史文化館 アテンダント
吉田 葵(あおい)さん
観光案内をしていると客層の変化を感じます。これまではアジア圏の来館者が多かったのですが、現在はヨーロッパなどからの来館者も増えました。また、首都圏からの観光客も多いですが、改めて自分の街に興味を持った地元の人も増えたと感じます。盛岡は街中に歴史的な建造物や自然が多く残っていて、観光スポットが暮らしになじんでいるところが魅力。当館を起点に、市内のさまざまなところを歩いて楽しむ観光客も多いので、市民の皆さんもぜひ街中を歩いて、暮らしの中にある盛岡の魅力を見つけてもらえるとうれしいです。

▽私のお気に入り
四季の移り変わりを感じられる盛岡城跡公園が好きですね。街中に残っているのがすごいと思います。あと、鉈屋町の街並みも好きです。歴史があって、今も実際に暮らしが営まれているのが魅力ですね。ぜひ歩いて街の雰囲気を感じてほしいです。

問合せ:広聴広報課
【電話】613-8369

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