普段より10分多く体を動かすと、死亡リスクを2.8パーセント、生活習慣病発症を3.6パーセント、がん発症を3.2パーセント、ロコモティブシンドローム※・認知症発症を8.8パーセントも低下させることがわかっています。さらに、プラス10分運動を1年間継続すると、体重1.5~2.0キロ減の効果が期待できます。毎日の生活に、体を元気に動かすプラス10分の運動を取り入れてみませんか。
(参考:「厚生労働省e-ヘルスネット」宮地元彦)
※骨や関節の病気、筋力・バランス能力の低下により転倒・骨折しやすくなることで、自立した生活ができなくなり介護が必要となる危険性が高い状態
■「プラス10分運動」のポイント
▽いつもより少し多く歩く
近くの外出は徒歩で行く、車の場合は建物の入り口から離れた場所に停めるなどの工夫で、体を動かす時間を増やしましょう。通勤などでバスを利用している人は、1つ前のバス停で降りて歩くのもお勧め。
▽日常生活でも動くことを意識
積極的に家事をする、階段を使用するなど、日常生活で動くことを意識するだけでも運動量はアップします。長時間の座りすぎを減らし、30分ごとに3分程度、少なくとも1時間に5分程度は、立ち上がって体を動かすようにしましょう。
▽家の中でも簡単な運動を
運動の動画やテレビ番組、ラジオ放送などを活用して家の中でも体を動かしてみましょう。
■通勤時、「ちょこっとウオーキング」しませんか?
盛岡駅から盛岡バスセンター周辺の「通勤ウオーキングマップ」を作成しました。通勤時や昼休憩の時間など、ちょっとした時間でのウオーキングにご活用ください。
問合せ:健康増進課
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