令和5年は「4年ぶり通常開催」という言葉が多くの場面で使用され、人々のさまざまな活動が再開された年となりました。主な話題を振り返ります。
■季節の行事が4年ぶり通常開催
感染症の影響により中止や規模縮小が続いていた各種行事が、コロナ禍前と同規模で再開された年となりました。
各種イベントの出演者、来場者ともにマスクを外して参加する様子も多くみられ、さまざまな場面で町民の笑顔が広がりました。
写真は7月に開催された町夏まつりです。ステージイベントでは音楽団体が熱演した他、会場にはさまざまな屋台が出店し、多くの来場者でにぎわいました。
※写真は本紙をご覧ください。
■チャグチャグ馬コ 町内で初のパレード
4月に行われた徳丹城春まつりの中で、チャグチャグ馬コパレードが初めて行われました。滝沢-盛岡間の印象が強い行事ですが、古くから町内で育てられている馬も参加しており、町内でのパレード開催が切望されていました。
パレードは医大通2丁目の県消防学校から、春まつり会場の徳丹城跡までの約2キロで実施。町道中央1号線の歩道では多くの観覧者が、初夏の風物詩として行われる行事の雰囲気を楽しみました。
■南昌山に新展望台 宮沢賢治モチーフに
町のシンボル・南昌山山頂の新しい展望台が完成。6月の山開きに併せてお披露目しました。
県立産業技術短期大学校と連携し、宮沢賢治の物語の世界観などをモチーフにデザイン。町出身で賢治の親友の藤原健次郎、南昌山と賢治との関わりが分かるパネルなども設置。そのつながりから、山開きの登山には賢治の実弟・清六さんの孫で林風舎の宮澤和樹社長も参加しました。
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