■中田 雅博 隊員
こんにちは、書評家です。間違えました、地域おこし協力隊の中田です。
みなさんは学生時代、通学にどれくらい時間をかけていましたか?私は高校生の頃、地元のつくば市から新宿まで片道1時間半かけていました。当時はスマートフォンもなく、時間をつぶす手段が限られていたので、1~2日に1冊のペースで本を読んでいました。活字の本はもちろん、漫画に専門書から資料集まで…とにかく読みまくり、3年間で何百冊と読破しました―。と、ここまでが前置きです。
なにやら、矢巾町を舞台にした小説が発表されたとか。「これは読まざるを得まい」ということで、現在発表されている2章まで読みました。今回はそのレビューを忖度なしでやってみようと思います。スペースの問題やネタバレに配慮してあらすじは割愛しますが、公式サイト曰くラブストーリーだそうです。確かに直球なラブストーリーの気配が漂っていますが、ここに第1章から匂わせている『千二百年の時を超える』『徳丹城が存在しない世界』がどう絡んでくるのか気になるところですね。物語の舞台である町内の描写は非常に精密にされていて、特に町民なら文字だけでもその風景を思い浮かべることができ、作者さんの表現力が光っています。
個人的な予想の答え合わせも含めて、今後の展開を楽しみにしたいと思います。
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