発足30年 ふどうこども園ピヨピヨキャラバン隊

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■全日本交通安全協会から優良団体として表彰
ふどうこども園が、一般財団法人全日本交通安全協会から「交通安全団体優良学校」として表彰されました。不動地区の交通安全団体などと連携し、地域の交通安全意識の醸成に寄与したことなどが認められました。
同園では30周年の節目に合わせて、毎年秋に実施していたパレードは終了しますが、引き続き地域の交通安全のために取り組みを続ける予定です。ここでは、今までの活動風景や卒園児で警察官になった方の紹介をします。

○ピヨピヨキャラバン隊とは?
平成6年に不動地区の地域活動として発足。ふどうこども園(発足当時は不動保育園)、地区の交通安全関係の団体により、地区での交通安全活動、町役場や関係機関をめぐるパレードなど町内外で活躍しています。
※各年の写真は町にデータがある平成15年以降のものから抜粋(詳細は本紙をご覧ください。)

■ピヨピヨから警察官へ　村松天さん　一関警察署所属
岩手県警察・一関警察署地域課巡査部長の村松天(てん)さんは、不動保育園の在園時にピヨピヨキャラバン隊を経験。「警察官を目指す強烈なきっかけがあったわけではないが、保育園での経験や実家の近くに交番があったことなど、身の回りの環境や体験したことの積み重ねが今につながっていると思う」と話します。
村松さんは平成27年3月に盛岡南高を卒業後に警察官となり、初任地の江刺警察署(現在の奥州警察署)で4年勤め、その後に上司の影響などで交通機動隊への入隊を志願しました。
交通機動隊は、主に幹線道路などの交通取り締まりなどを担当します。村松さんは平成31年から令和4年3月まで、交通機動隊員として交通安全に直接関わる業務に励みました。
「警察学校に入っている時期に親族を交通事故で亡くすということがあった。また、自分自身、車に乗ることが好きでもあるので、事故を防ぎたいという気持ちで仕事に当たっている」と話しました。