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[特集]令和6年度町長施政方針(1)

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岩手県矢巾町

令和6年町議会定例会3月会議が、2月19日から3月18日までの29日間にわたり開催され、初日に高橋町長が令和6年度の施政方針演述を行いました。施政方針の要旨と町政における重点、その詳細をお知らせします。(新年度予算の概要は本紙12~13ページ)

みんなで築く 躍動感あふれ幸せな未来へ進化するまち やはば

■施政方針の要旨
令和6年度は、第8次矢巾町総合計画・前期基本計画のスタートの年であり、令和7年は、3村合併から70周年を迎える年となります。第8次町総合計画では「みんなで築く躍動感あふれ幸せな未来へ進化するまちやはば」を理念に掲げ、フューチャー・デザインによる取り組みをさらに進化させ、誰一人取り残さず、持続的な未来を実現するSDGsの精神も包含し、町政を力強く推進します。
第8次矢巾町総合計画では町勢発展のため、目指す将来像として「新たな活力と変革を実感できるまち」「ありがとうが行き交う幸せなまち」「豊かな環境を未来へつなぐまち」の3つを掲げています。町民の皆さまとともに、より良い町づくりのため、さらなる本町の発展と福祉向上のため、全身全霊をささげて共に歩んでまいります。そして、未来ある子どもたちが「ふるさと矢巾」を誇りに思い、そして将来の矢巾を支え、自分らしさを見つけられるまちを目指します。
町政経営を安定的かつ持続可能なものとするために財政の健全化は最重要課題であります。徹底的に事務事業の見直しを行い、より多くの歳入の確保に努め、第8次矢巾町総合計画初年度となる令和6年度の新たな計画に反映させてまいります。

■町政の重点 第8次総合計画から(抜粋)
(1)元気を発信し活力を呼び込むまちづくり
・大規模住宅開発などによる少子化対策
・矢巾町農商工共創センターの設置
・農業分野・林業関係の各種事業の促進
・中小企業振興と地域企業への就業促進
・西部・東部の観光活性化

(2)誰一人取り残さない社会を目指すまちづくり
・地域コミュニティ再構築
・多様性と包摂性のある共生社会の実現
・各種交流事業の推進
・障がい福祉の充実
・妊娠・出産・子育てが安心してできる環境づくり
・保育環境・地域福祉の充実
・国民健康保険特定健診や特定保健指導
・認知症への理解と支援
・高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進
・公共交通
・災害・防犯・交通安全対策

(3)豊かな環境を守り伝えるまちづくり
・脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組み
・GX※の取り組みの推進
・生活環境の保全と環境美化
・農業経営基盤強化

(4)まちの発展を支える持続可能な行財政運営
・情報発信の強化
・上水道事業と下水道事業
・効果的で効率的な町政経営

GX…グリーントランスフォーメーション。化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のこと。

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