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自治体の皆さまへ

特集 防災(2)

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栃木県宇都宮市

■命を守る自助と共助の取り組み
災害の被害を最小限に抑えるための取り組みには、「自助」「共助」「公助」という考え方がありますが、防災の基本は「自助」です。
自然災害の発生時にも慌てず、的確な対応ができるよう、もしもの時の避難行動について、家族で確認しておくことが大切です。その上でさらに「共助」に取り組むことで、自分と家族以外に地域の人など、多くの人命を守ることができます。

◆自助
自分と家族の命を自ら守りましょう

◇チェックしてみよう!家庭内備蓄・非常持出品の準備
災害時には、電気やガス、水道などが使えなくなることや、食料や生活用品などが手に入りにくくなることがあります。
それぞれの家庭に必要なものを考えて、最低3日間程度は生活できるように準備しましょう。

◇Point(ポイント)
・感染症防止のため、避難する際には体温計や手指消毒液、マスクも携行しましょう。
・お風呂の残り湯などをすぐに捨てずに、くみ置きしておくと、地震などによる火災発生時の初期消火やトイレなどの雑用水に利用できます。
・普段から食料や日用品を少し多めに買っておき、使ったら補充する方法(ローリングストック法)も活用しましょう。

◇飲料・食料
・飲料水(1人1日当たり3ℓが目安)
・缶詰やレトルトのおかず
・レトルトのご飯
・インスタント食品 など

◇貴重品
・現金
・印鑑
・健康保険証
・預金通帳
・免許証 など

◇照明・情報端末など
・懐中電灯
・ラジオ
・充電器(スマートフォン・携帯電話用)
・電池 など

◇応急医薬品
・ばんそうこう
・常備薬(鎮痛剤など)
・処方薬
・マスク
・手指消毒液
・ウエットティッシュ
・体温計 など

◇生活用品
・洗面用具
・化粧品
・タオル
・眼鏡・コンタクトレンズ
・ビニール袋 など

◇衣類
・着下
・防寒着
・靴下
・レインウエア など

◇その他
・卓上コンロ(予備のガスボンベ)
・マッチ・ろうそく
・ホイッスル
・防災用ヘルメット
・ブランケット
・軍手
・使い捨てカイロ など

◆急な災害に備えよう
災害時は時間と共に刻々と状況が変わります。いざという時に慌てず行動できるよう、事前に準備しておきましょう。

◇確認しよう ハザードマップ
台風や集中豪雨などによる大規模な洪水や土砂災害の危険性が増加した場合に、被害が発生する地域や被害の程度を予想し、速やかに安全な場所に避難するなど、被害を最小限に抑えることを目的として、本市では、避難や事前準備に関する情報をまとめたハザードマップを作成しています。
もしもの災害に備え、このハザードマップを活用し、避難する場所や避難時の心得、災害の備えなどを確認しておきましょう。
ハザードマップについて、詳しくは、市HPをご覧ください。

ID:1023319…市HP「ハザードマップ(洪水)」
ID:1032873…市HP「ハザードマップ(土砂災害)」
ID:1028992…市HP「内水ハザードマップ」
ID:1018908…市HP「ハザードマップ(農地用ため池)」
※各二次元コードは本誌またはPDF版をご覧下さい。

◆防災アプリ「全国避難所ガイド」ID:1027635
自分と離れた場所に暮らす家族などの地域を登録することで、登録した地域に水害などの危険が迫った際、防災情報をプッシュ型で受け取れるようになります。
あなたの「逃げて」で大切な人の避難を後押ししましょう。

Google(グーグル) Play(プレイ)ストア【URL】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.hinanjyo.guide
App(アップ) Store(ストア)【URL】https://apps.apple.com/jp/app/id446063625?mt=8

◆風水害から命を守る マイ・タイムライン
いざ、洪水や土砂災害などの危険が迫ったときに、慌てて避難することなく、危険な状況になる前に、余裕を持って安全に避難できるよう、「いつ」「誰が」「何を」するのか(どのような避難行動をとるのか)について、あらかじめ家族で話し合っておきましょう。

ID:1027736…市HP「マイ・タイムライン」
※二次元コードは本誌またはPDF版をご覧下さい。

◆TOPIC(トピック) 災害時の車両退避場所を確保しています ID:1027677
台風などの接近に伴い、河川の氾濫による浸水被害が予想される場合に、市有施設の他、民間事業所にご協力いただき、「車両退避場所」を開設します(※)。
開設する「車両退避場所」は、避難所とともに本市の「登録制防災情報メール」や市HP、テレビ、ラジオなどでお知らせします(下の記事参照)。
最新情報など、詳しくは、市HPをご覧ください。
※本市が開設を決定していない場合は、「車両退避場所」としての使用はできません。また、風による被害や駐車場内での事故の補償はありません。

◆防災情報の入手ツールを活用しよう
◇登録制防災情報メール
事前に登録することで、本市の気象情報や避難情報、避難所の開設情報などを即座に受信することができます。
登録方法:
(1)QRコードを読み込み、「登録はこちら」を選択するか、【メール】utsunomiya@utsunomiya.mwjp.jpに空メールを送信。
(2)返信されたメールに従って登録(無料)。

メール配信はこちらから
メール配信サービス【URL】https://utsunomiya.mwjp.jp/mobile/index.cgi?page=642
※二次元コードは本誌またはPDF版をご覧下さい。

◇緊急告知機能付防災ラジオ
ラジオをつけていなくても、他の放送を聞いていても、災害時にはライトが点灯し、自動的に緊急放送が流れます。
購入費用を補助します…携帯電話を持っていない人、持っていてもメール登録が難しい人などに、購入費用の4分の3(自己負担額3,600円)を補助します。詳しくは、市HPをご覧ください。
ID:1019013

◇テレビのデータ放送
とちぎテレビまたはNHKにチャンネルを合わせ、リモコンの「d」ボタンを押し、操作してください。
防災情報の他、さまざまな情報を見ることができます。

問合せ:危機管理課
【電話】632-2052

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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