軽米の輝き人(々) vol.24

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■続けるからには妥協したくない　次は姉妹で活躍を
第1回全農全日本中学生カーリング
選手権大会　優勝メンバー
中里望心さん
NAKASATO　MOKO

「カーリングとテニス、続けるからにはどっちも強くなりたい」――令和4年度軽米町表彰栄誉賞受賞者の一人、中里望心(もこ)さん(軽米中2年)は、妥協のない目標を掲げる。中里さんは中学校ではソフトテニス部に所属しながら、カーリングにも取り組んでいる。
カーリングを始めたきっかけは、父の祐輔(ゆうすけ)さん(写真右)からの勧め。軽米小学校入学と同時期に本格的に取り組み始めた。中里さんは「(ストーンを)投げるのが楽しかった。このまま続けていきたいと思った」と当時を振り返る。
昨年8月に行われた「第1回全農全日本中学生カーリング選手権大会」では、中里さんも岩手県代表チームの一員として、全試合で他チームを圧倒しての優勝に貢献した。中里さんはうまく実感が湧かなかったというが、「チームの作戦はうまくいくことが多かった。意思疎通も他のチームよりうまく取れていたと思う」と分析している。
中里さんは今年も全日本カーリング選手権大会出場を目標に取り組んでおり、さらに今年は妹の愛心(あこ)さん(軽米中1年)もともに出場を目指している。姉妹揃っての岩手県代表選出、そして全国の舞台での活躍が期待される。

※写真は、本紙またはPDF版24ページをご覧ください。