軽米の輝き人 vol.34

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■自分たちを元気に!　地域を元気に!　みんなを元気に!
円子よさこい組「どっこいしょ」代表
宮本健一
MIYAMOTO　KENICHI

華麗な演舞とパワフルな旗のパフォーマンスで会場を盛り上げる円子よさこい組「どっこいしょ」。平成14年に結成され、「自分たちを元気に、地域を元気に、みんなを元気に」をモットーに駆け抜けてきた。メンバー総勢30人をまとめ上げるのが代表の宮本健一さんだ。
元々、創作太鼓の会「座・宇漢米」に所属していた宮本さんは、出演したイベントでよさこいを見ているうちに興味を持ち始めたという。「よさこいをやってみてはどうか」と提案し、小学生の子どもたちを指導して学習発表会で披露した。この話が広がり、平成14年の第1回軽米町民生涯学習フェスティバルに円子小学校5・6年生の親子15人で出演。これが円子よさこい組「どっこいしょ」の始まりとなった。
自ら曲づくりにも取り組む。結成から3年は1曲しかなく、振り付けを変えて踊っていた。「同じ曲ばかりでは踊っている方も見飽きてしまう。続けていくには自分でやるしかない」と宮本さんは自身での作詞作曲を決意した。「座・宇漢米」で培ったリズム感を活かし、曲をつくり歌詞をつけて、携帯電話に記録するという作業を繰り返しながら、1年かけて完成させた。「オリジナル曲を持っていることが長く活動できている理由だと思う」と宮本さんは笑みを見せた。今では3曲に増えている。
今年、結成から22周年を迎える。「目標はメンバー50人と、30周年を目指す」と気合が入る。これからも熱いパフォーマンスで地域に元気を届ける。