■みんなの国民年金
国民年金保険料は納期期限までに納めましょう
令和6年4月分から令和7年3月分までの国民年金保険料は、月額16,980円です。保険料は、日本年金機構から送られる納付書により、金融機関・郵便局・コンビニで納めることができます。また、クレジットカードによる納付やインターネット等を利用しての納付、そして便利でお得な口座振替もあります。なお、現金で保険料を納付する方で前納を希望する場合は、役場または年金事務所にご相談ください。
納付期限は法令で「納付対象月の翌月末日」と定められています。納期限までに保険料を納めないと障害基礎年金や遺族基礎年金を受給できない場合がありますので、忘れずにお納めください。
また、所得が少ないなど保険料の納付が困難な場合は、保険料が免除・猶予される制度がありますので、お近くの年金事務所や役場の国民年金窓口へご相談ください。
※納付義務者は被保険者本人、連帯して納付する義務を負う配偶者及び世帯主です。
問い合わせ:
ねんきん加入者ダイヤル【電話】0570-003-004
二戸年金事務所【電話】23-4111
町民生活課【電話】46-4734
■軽米病院だより
病院の得手・不得手や「かかりつけ医」
県立軽米病院 院長 葛西敏史
普通、広報は自分たちの良いところをPRするものでしょうが、今回はあえて不得手な部分をお話ししちゃいます。
外科は現在胃癌・大腸癌などの手術を行っていませんし、骨折にも対処できません。内科は幅広く診てくれていますが、心臓や脳の病気は週1回の専門外来以外は難しいです。小児科は4月から午前中の外来だけになりました。あと、夜間・休日はレントゲンや検査は遠方からの呼び出しになります。笑い話ではないですが、脳梗塞疑いの人が救急搬送された際に、レントゲンの当番技師は二戸病院の方でしたので、二戸からうちまで来てもらって、CTを撮影して「やっぱり脳梗塞だね」となって、二戸に再び搬送されることもあります。
もちろん、当院では糖尿病などの生活習慣病に強いですし、施設で具合が悪くなった方にも幅広く対処しています。またACP(Advance Care planning)と呼ばれる「将来の意思決定」について寄り添う部分も重点目標としていますので、いろいろな相談に乗っています。
私たちは、皆さんの「かかりつけ医」の役割を担って、必要とあれば大きな病院へ紹介することが重要と考えています。
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