■税務会計課からのお知らせ
所得税の確定申告書を作ってみませんか?
確定申告書の作成に便利な制度を紹介します。ぜひご活用ください。
▽国税庁の確定申告書等作成コーナー
国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを活用すると、自宅でいつでも申告書を作成できます。電子申告「e-Tax」を利用すれば、郵送や持参の手間をかけずに提出可能です。
※「マイナポータル連携」で自動入力
マイナポータル連携を利用すると各種控除、証明書等のデータを一括取得し、医療費や国民年金保険料、ふるさと納税などの該当項目が自動入力されます。
▽確定申告書作成指導(二戸税務署)
二戸税務署では、確定申告書の作成会場を開設しています。会場では、自身のスマートフォンやタブレットなどを使用して申告書を作成します。入場には入場整理券が必要です。
会場:二戸税務署1階会議室
期間:2月17日(月)~3月17日(月)
※土、日、祝日を除く
時間:9:00~17:00
持ち物:スマートフォンやタブレット、マイナンバーカード
※暗証番号が必要です
「入場整理券」の発券方法:
・LINEから発券する…国税庁LINE公式アカウントを友達追加して発券してください。
・会場での当日配布…入場整理券の配布状況に応じて、後日の来場をお願いする場合がありますので、ご了承ください。配布状況は国税庁のホームページから確認できます。
会場にはできる限り少人数でのご来場をお願いします。駐車可能台数に限りがありますので、公共交通機関等をご利用ください。
▽税の申告相談受付
町では、所得税と町県民税の申告相談を受け付けます。詳しくは「広報かるまい令和7年1月号(12、13ページ)」または町ホームページをご確認ください。
問い合わせ:税務会計課 課税担当
【電話】46-4737
■みんなの国民年金
日本年金機構より「ねんきんネット」利用のご案内
「ねんきんネット」はスマートフォンなどからご自身の年金記録の確認、将来の年金見込額の確認、ねんきん定期便や各種通知書などを確認できるサービスです。
さらに「マイナンバーカード」と「スマートフォン」を使用して「マイナポータル」と連携することで、国民年金の手続きや扶養親族等申告書の電子申請を利用することができます。
また、次の登録もぜひお願いします。
・「ねんきん定期便」のペーパーレス化
・オンラインでの確定申告に使える「公的年金等の源泉徴収票」、「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」の電子送付希望の登録
問い合わせ:ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号
【電話】0570-058-555
※050から始まる電話番号の場合は【電話】03-6700-1144におかけください。
■軽米病院だより
コロナが5類になったとはいえ…
県立軽米病院 院長 葛西敏史
令和5年5月にコロナはインフルエンザと同じ5類感染症になり、ワクチンや治療費も1〜3割の負担が発生しました。65歳以上は公費負担がありワクチンを受けているようですが、値段も高く若い人はほとんど受けていません。ワクチンの効果は、重症化をある程度防いでくれるということでしたよね。
インフルエンザとコロナを比べると、高齢者の死亡率が違います。若い人はさほど重症化しなく、罹患したこともわからない場合があるので注意してください。ウイルスは見えないので、どこでうつったのかわからない場合がほとんどですから。
令和5年は、インフルエンザの15倍以上の人がコロナで亡くなっています。昨年も、岩手県ではどちらも多発しているので、同様のデータが出てくると思われます。
病院や施設も90歳代が多く、死亡リスクは高まります。年末年始もコロナでの入院は続いています。正月休みも明けてこれから人と接する機会が増えますので、引き続きマスクや手洗いなど、基本的な感染対策を継続していく必要性があるでしょう。
▽死亡数(厚生労働省人口動態統計…死亡簡単分類別にみた性別死亡数)
令和5年
インフルエンザ:1,383人
コロナ:38,086人
▽コロナによる死亡者の年齢構成(2023.5~2024.4)
90歳以上:38.6%
80代:39.8%
70代:15.9%
60代:3.8%
50代:1.2%
30~40代:0.5%
29歳以下:0.2%
■鳥獣被害防止対策
(6)イノシシ対策にワイヤーメッシュ柵も有効!
農研機構 畜産研究部門 動物行動管理研究領域 堂山宗一郎
岩手県内では、イノシシやシカの対策として主に電気柵が使われていますが、全国的には金網などを使った物理的に侵入を防ぐ柵も広く普及しています。特に金属製のワイヤーメッシュは強度もあるため、西日本のみならず宮城県や福島県、北陸地方などの積雪地域でも柵の資材として利用されています。岩手県内でも積雪が50cm程度までの地域で設置する場所が平地であれば、ワイヤーメッシュ柵も雪で壊されることが少なく、有効に利用できると思います。
ワイヤーメッシュは長さ2m幅1mで売られているため、柵として設置すると高さが約1mになりますが、イノシシ用であればこの高さで十分です。この高さでは、イノシシがジャンプや乗り越えて柵の上から侵入することはほとんどありません。
イノシシは、ワイヤーメッシュ柵の地際を鼻で押して壊し、そこから潜り込むように侵入します。イノシシがどの程度の重さを鼻で押すことができるかを調査したことがあります。その結果、イノシシは自身の体重と同程度の重さまで鼻で押して動かせることが分かりました。丈夫そうに見えるワイヤーメッシュ柵も、設置状況などによってはイノシシに壊されてしまうことがあります。地面が柔らかい場所やイノシシが頻繁に来る場所では、柵の地際にペグを打って固定したり、ハウスパイプや竹などの長い資材を地際に這わせて柵と固定したりするなどの補強によって、イノシシに壊されにくいワイヤーメッシュ柵になります。
※このコーナーは全12回のシリーズで掲載します
<この記事についてアンケートにご協力ください。>