■市指定無形民俗文化財「根岬梯子虎舞」
指定年月日 昭和53年5月27日
晴天に恵まれた10月8日(日)、4年に1度の祭典「広田町黒崎神社式年例大祭」が開催され、「根岬梯子虎舞」が奉納されました。
「根岬梯子虎舞」は、「昔、ある神様が大勢のお供を連れて出雲に向かう途中、1頭の唐獅子が立ちはだかり行く手を遮ったが、一行の才坊(さいぼう)という者が身拍子(みびょうし)よろしく唐獅子を岩壁の上へと誘ったおかげで無事出雲にたどり着いた」という伝承を再現したものです。
長さ20メートル、傾斜角度50度に立てられた梯子の最高部で虎が舞うと、梯子が前後に揺れ、観客からは大きな拍手と声援が送られました。
「根岬はしご虎舞と黒崎神社」は平成18年2月、水産庁が主催する「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれています。
問い合わせ先:市教育委員会管理課文化財係
【電話】内線554・555
<この記事についてアンケートにご協力ください。>