■「終活ノート」をご存知ですか
災害や事故に巻き込まれたり、病気を発症するかは誰にも予測できません。
もしもの時に備えて、自身の情報や希望をあらかじめまとめたものを「終活ノート(エンディングノート)」といいます。
終活ノートを作成しておくことで、思いがけないもしもの時が訪れたとき、自分の希望を伝えたり、残された家族の負担を軽減することができます。
◇何を書けば良いの?
内容に決まりはありませんが、主に次の項目を書き残すことが一般的です。
(1)基本情報
氏名、生年月日、血液型、現住所、本籍、電話番号、健康保険証の記号番号や介護保険証の被保険者番号、保険証などの保管場所、マイナンバーなど
(2)財産について
年金情報(基礎年金番号、種類、受給金額など)、口座情報(金融機関、名義人、口座番号など)、保険情報(保険会社名、種類、証券番号、保険金受取人など)、不動産情報(種類、名義人、所在地、抵当権の有無など)など
(3)医療・介護について
延命治療の希望、臓器提供や献体の希望、介護サービスの利用希望など
(4)葬儀・お墓について
葬儀の規模や会場、喪主をお願いしたい人、実施の希望、お墓の希望など
◇様式はあるの?
決まった様式はなく、ノートや手紙形式でも構いませんが、記入しやすい専用の様式もあります。希望する人は、お気軽に市地域包括支援センターにご相談ください。
問い合わせ先:市地域包括支援センター
【電話】0192-54-2111(内線218・219)
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