保健だより 494

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■がん検診は早期発見・早期治療がカギ!
日本では30年以上も死因1位が「がん」です。また、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。
自分は健康だから大丈夫、時間がないからという理由でがん検診を後回しにしていませんか?
がんの初期はほとんどが無症状で、気づかないうちに進行してしまうため、早期発見がとても重要です。
市で行っているがん検診は、500円から1000円の自己負担で受けることができます。
自覚症状がない人も、がん検診を受けましょう。
自覚症状がある場合は検診を待たず、早めの受診をおすすめします。

◆市で行っているがん検診
◇40歳以上が対象の検診
・胃がん検診(毎年)…胃部X線撮影(バリウム)
X線検査は、発泡剤とバリウム(造影剤)を飲み胃の中の粘膜を観察します。
・肺がん検診(毎年)…胸部X線撮影、痰(たん)の検査
レントゲン検査は肺全体を映す撮影をします。痰の検査は対象者のみです。
・大腸がん検診(毎年)…便潜血検査
検査は2日分の便の表面をこすりとり提出します。便に潜む血液の有無を調べます。

◇女性のみ対象の検診
・乳がん検診(40歳以上・2年に1回)…乳房X線撮影
乳房を片方ずつ板ではさみ撮影します。触っても分からないしこりや石灰化を見つけます。
・子宮頸がん検診…(20歳以上・2年に1回)子宮頸部細胞診
子宮頸がんは子宮入口にできるがんで、20代から30代の若い女性の間で増えています。検査はブラシなどで子宮頸部の表面をこすり、採取した細胞を顕微鏡で調べます。

◇がん検診の申し込み
4月中に各世帯へ、同じ世帯の対象者分の「各種検診申込書」を送付します。ぜひ、この機会に家族みんなでお申し込みください。

問い合わせ先：市役所保健課保健係
【電話】内線234