保健だより 496

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◆手に入れよう長生きチケット歯みがきで
6月4日(日)から6月10日(土)は、「歯と口の健康週間」です。昨年度の市成人歯科健診では、歯周病の治療が必要と診断された人が約6割でした。この機会に歯の健康について考えてみましょう。
◇歯周病は万病のもと!
歯ぐきが赤く腫れる、血が出る、触ると痛い、歯がぐらつくなどといった症状はありませんか?
歯周病とは、歯と歯ぐきの間にたまったプラーク(歯垢)にすみつく歯周病菌によって、歯ぐきに炎症が起こる感染症です。重症化すると歯が抜け落ち、2度と元には戻りません。歯を1本失うと、噛む力は30～40%も低下するといわれています。
さらに、歯周病菌や炎症物質が、歯ぐきの血管から全身にまわり、さまざまな病気を引き起こします。脳卒中や肺炎、心臓病、糖尿病、腎臓病などの他、早産や低出生体重児、認知症のリスクも高めます。

◇お口の管理は二つのケアが重要!
(1)セルフケア～歯みがきのポイント～
磨き残しを防ぐため、順番を決めて磨くようにしましょう。
特に夕食後は念入りに磨く必要があります。歯の外側は、歯ブラシを直角に当て、内側は45度の角度で当て小刻みに動かしながら磨き、鏡を使うことで正しく歯みがきが行えているかチェックしましょう。また、フロスや歯間ブラシなどを使用すると効果的です。

(2)プロフェッショナルケア
定期的に歯のクニーニングや相談が行えるよう「かかりつけ歯科医」をもちましょう。定期的に受診をすることで、歯周病などの早期発見や、重症化予防につなげることができます。

また、市では、成人歯科健診や後期高齢者歯科健診を実施しています。対象となる人へ受診券を配布していますので、ぜひご活用ください。

問い合わせ先：市役所保健課保健係
【電話】内線242