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[特集] 第73回 全国植樹祭 いわて2023

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岩手県陸前高田市

■緑をつなごう 輝くイーハトーブの森から
6月4日(日)、高田松原津波復興祈念公園と高田松原運動公園を会場に「第73回全国植樹祭いわて2023」が開催されました。全国植樹祭は、国民の森林に対する愛情を培うことを目的に、昭和25年から開催されており、本県では昭和49年以来2回目の開催となりました。
「緑をつなごう輝くイーハトーブの森から」を大会テーマに開催された本植樹祭には、天皇皇后両陛下がご臨席になり、県内外からも約2200人の招待者が参加。式典に先立って行われた記念植樹では、約3300本の木々を招待者が1本ずつ丁寧に植え、作業を通して豊かな緑を次世代へ継承するとともに、森とのつながりを再認識しました。
式典では、復興への感謝のメッセージリレーをはじめ、合唱やダンスなどが披露されたほか、緑化功労者として「高田松原を守る会」の鈴木善久(すずきよしひさ)さんが表彰を受けるなど、豊かな緑を未来へつなぐこれまでの取り組みも評価されました。
佐々木市長は「多くの支援のもと、高田松原に約4万本の松の植栽が完了した。健全な森林づくりにより、次世代へ豊かな森林資源を引き継いでいく」と、これまでの支援への感謝と次世代へ緑を継承する決意を述べました。

◇お手植え・お手まき
天皇皇后両陛下による記念植樹では、市内の小学生が介添えを行いました。

・米崎緑の少年団 佐々木 杏(ささきあん)さん
練習したとおり、しっかりとご案内できました。豊かな森を育てるために、これからも緑の少年団の活動に積極的に取り組みます。

◇感謝のメッセージリレー
式典では、「感謝のメッセージリレー」が行われ、本市を代表して3人が、これまでの復興支援に対する感謝を伝えました。
※詳しくは本紙をご参照ください。

◇「おもてなし広場」で会場を賑やかに
全国植樹祭の会場内に設けられた「おもてなし広場」では、木製装飾の展示や岩手の木工品・特産品の魅力を発信する販売ブースに多くの招待者が訪れました。県内各地の郷土芸能を披露するステージでは、本市の気仙町けんか七夕保存会による「気仙町けんか七夕太鼓」が披露され、会場を盛り上げました。

◇パブリックビューイングを行いました
全国植樹祭の様子を市民へ伝えるため、アバッセたかたのパブリックスペースでパブリックビューイングを実施しました。会場には約100人が集まり、天皇皇后両陛下によるお手植え・お手まきや式典アトラクションなどの観覧を通じ、式典参加者と思いを共にし、緑を育んでいく機運を高めました。

◇天皇皇后陛下による地方事情ご視察
6月3日(土)、天皇皇后両陛下は高田松原津波復興祈念公園を訪れ、海を望む場や奇跡の一本松、東日本大震災津波伝承館をご視察されました。
本市の佐々木市長より、奇跡の一本松や市内の復興状況などの説明を受けられました。
東日本大震災津波伝承館では、市内でパークガイドなどの活動をしている皆さんと懇談され、伝承活動に取り組む3人から話しをお聞きになり、御心を寄せられました。

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