―岩手大学・立教大学 共同運営 交流活動拠点―
岩手大学で誕生した学生集団「NEO(ネオ)」を紹介します。
■陸前高田市の皆さん、どうぞよろしくお願いします!
昨年10月、陸前高田市で活動・交流・研究を行う学生集団「NEO」が誕生しました。
「NEO」は、人文社会科学部の五味(ごみ)教授が、陸前高田市に通うなかで多くのことを学ばせてもらったという経験に基づき、学生達にも多様な経験のきっかけを提供できる場を作りたいと考えて声掛けを行い、賛同した学生達によって組織されました。メンバーは、人文社会科学部や理工学部の学生10人。学年も2年生から4年生まで様々で、陸前高田市への訪問経験のない学生も含まれています。
東日本大震災後、岩手大学では「岩大E-code(イーコード)」や「ここより」(旧三陸復興サポート学生委員会)などの学生団体が、陸前高田市内で活動を行ってきましたが、「岩大E-code」はメンバーの卒業により現在は活動を休止しており、それに代わる新しいグループとして「NEO」ができたことになります。
五味教授は「震災から間もなく13年となるいま『団体としての活動』という形にこだわらず、個人で何らかの活動プロジェクトに参加したり、色々な人と出会って関係を築いたり、自分自身で研究テーマを設定し、調査を行うなど、より自由で多様な関わり方があってもいいのではないかと思っています。メンバーがそれぞれのやり方で高田との関係を築くなかで、愛情を育み、地域社会の魅力や抱えている課題などをその内側から感じ取るような学びをしてもらえればと思います」と話します。
陸前高田市の皆さん、これからどうぞよろしくお願いします!
■「陸前高田イタルトコロ研究会」を実施します!
3月16日(土)・17日(日)に「陸前高田イタルトコロ研究会」を実施します。昨年9月に続き、陸前高田を対象とした研究に関心のある人が集まります。飛び入り参加も歓迎です!
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
問い合わせ先:陸前高田グローバルキャンパス事務室
【電話】0192-47-3901
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