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地域の話題

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岩手県陸前高田市

■[三陸を楽しむ]3年ぶりに一堂に会しての開催 第13回ツール・ド・三陸2024
9月1日(日)、本市と大船渡市を会場に「第13回ツール・ド・三陸2024」が開催されました。
コロナ禍での分散開催を経て、3年ぶりに一堂に会しての開催となったサイクリング大会には、県内外から約190人が参加。突き抜けるように澄んだ青空が広がる中、スタート地点のアバッセたかたを勢い良く出発しました。最長で64.4キロにもおよぶコースに挑戦した参加者たちは、三陸の豊かな自然を満喫しながら、笑顔でまちを走り抜けました。
サイクリング途中のエイドステーションも充実。カキやワカメなど、地元の食材をふんだんに使った食べ物が提供され、「食」でも三陸を楽しみました。
最も距離が長い「健脚Aコース」に親子で参加した千葉英俊(ちばひでとし)さんと息子の禎久(よしひさ)さん(宮城県美里町)は見事に完走。英俊さんは「妻の実家が高田にあり、よく来ているが、やっぱり景色が良い。以前にも妻と3人で参加したことがあるが、あれから復興が進み、道路もきれいで走りやすかった」と振り返りました。禎久さんも「広田や碁石の海がとてもきれいだった」と話し、三陸の景色を堪能していました。

■[本年も開催]サッカーで笑顔広がる 第9回川崎フロンターレにこにこサッカー教室
8月25日(日)、川崎フロンターレ東北のカリフロニアフィールドを会場に「にこにこサッカー教室」が開催されました。
本市と友好協定を締結している川崎フロンターレのスクール・普及コーチから技術を学ぶ本教室は、今回で9回目の開催。小学生以上を対象に43人が参加し、学年や年齢ごとに分かれてのエアロビクスやボールを2つ使ったミニゲームなど、ユニークなメニューを通してサッカーを楽しみました。
参加した戸羽陽希(とばはるき)さん(高田小4年)は「ミニゲームが一番楽しかった。今日のことを練習や試合に生かしたい」と意気込みました。

■[自然に学ぶ]本年も生出地区での交流続く 立教大学第19回林業体験
8月26日(月)から30日(金)にかけて、生出地区で立教大学による林業体験が行われました。
27日(火)には生出地区内の「立教の森」で間伐作業に挑戦し、学生たちは本市の自然の豊かさと林業の大変さを体感しました。コミュニティ福祉学部2年の多賀谷仁愛(たがやにいな)さんは「ハイキングが趣味なのでこうした体験に興味はあったが、1本伐採するのも時間がかかり、想像以上に大変だった」と驚きながら、作業に取り組んでいました。

■[市民交流]誰もが安心して暮らせる地域へ ふれあいまつり
9月7日(土)、市コミュニティホールを会場に令和6年度「ふれあいまつり」が開催されました。
「ふれあいまつり」は市民の皆さんが福祉やボランティア活動への理解、関心を深め、誰もが安心して暮らせる地域となることを目指して行われており、コロナ禍の影響による規模縮小などを経て、本年は念願の通常規模での開催となりました。
当日は多彩なステージ発表や福祉事業所による物販、防災に関するワークショップなどが行われ、会場は大盛況となりました。
ステージ発表で踊りを披露したあすなろホームの佐藤葉子(さとうようこ)さん(高田町)は「練習期間が短く不安だったが、皆さんに盛り上げていただき、とてもうまくできたと思う」と爽やかな笑顔を見せました。

■[実りの秋へ]おいしいお米の成り立ちを知る たかたのゆめ理科教室
9月22日(日)、市総合営農指導センター内でたかたのゆめ理科教室が開催されました。
天候不良により、当初予定していた「たかたのゆめ稲刈り式」を中止し、もみすり体験ができる屋内プログラムに内容を変更して実施。あいにくの大雨にも関わらず、約50人もの参加者で会場は賑わいました。
この日は親子での参加が多くみられ、子どもたちはキットを使ってもみがらを取り除くなどの一連の作業を通して、おいしいお米ができるまでの成り立ちを学びました。体験後は、たかたのゆめで作るおにぎりと豚汁が振る舞われ、参加者は新米の味に舌鼓を打っていました。
大船渡市から参加した吉田優護(よしだゆうご)さん(小学1年)は、もみすり体験について「一生懸命取り組んで体力を使ったけど、とても楽しかった」と振り返りました。

■[有事の備え]防災意識を高めるため 陸前高田市消防・防災フェスタ
9月22日(日)、アバッセたかたで消防・防災フェスタが開かれました。
大雨に見舞われた影響で規模を縮小しての開催となりましたが、約450人が訪れ、各ブースでの体験コーナーや防災展示の見学を通して防災意識を高めました。
このうち、災害時のトイレ体験コーナーでは、市防災マイスターの有志でつくる「防災マイスターの集い」が、吸水シートや凝固剤(ぎょうこざい)などを使った簡易式トイレの利用方法を来訪者に伝授。参加した熊谷亜美(くまがいあみ)さん(小友小4年)は「災害時は水が不足して大変だけど、粉(凝固剤)などを使って対応できることを知った」と学びを深め、母・亜也枝(あやえ)さんも「トイレは災害時にとても大事な問題なので、買い置きして備えるようにしたい」と話しました。

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問合せ:市役所政策推進室
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