■考えよう!お酒との付き合い方
お酒を飲む際は、自分に合った付き合い方が大切です。飲酒に伴うリスクについて理解を深めてもらおうと、厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が公表されました。
◆お酒(アルコール)の影響を受けやすい3つの要因
(1)年齢の違い
高齢者は、体内の水分量の減少などが原因で、若い頃と同じ飲酒量でもアルコールの影響が現れやすく、転倒や骨折の危険性が高まります。
(2)性別の違い
女性は、一般的に男性と比べて体内の水分量が少なく、分解できるアルコール量も少ないため、アルコールの影響を受けやすくなっています。
(3)体質の違い
アルコールを分解する体内の分解酵素の働きは個人によって異なり、その強弱によって、顔が赤くなったり、動悸や吐き気を引き起こす可能性があります。
◆お酒を飲むときのポイント
・自分の飲酒状況を把握する
・あらかじめ量を決めて飲む
・飲酒前、飲酒中に食事をとる
・飲酒の合間に水を飲む
・1週間のうち、飲まない日を設ける
「節度ある適度な飲酒」としては、純アルコールに換算して一日平均20グラム程度とされていますが、それが含まれる量はお酒の種類によって異なります。(左表参照)
▽酒類別の純アルコール約20グラムを含む量
自分に合った飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけましょう。
問い合わせ先:市役所保健課保健係
【電話】(内線236)
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