10月5日(土)、小友町八幡神社(本多暁子(ほんだあきこ)宮司)の式年大祭が開催されました。
コロナ禍による中止を経て8年ぶりの開催となった式年大祭には町内11の祭組が参加。会場となった只出漁港では、快晴に照らされた水面(みなも)を背に、各祭組が力強い演舞や美しい舞を奉納しました。
只出祭組の戸羽歌子(とばうたこ)さん、逸子(いつこ)さん、ひよりさん(高田東中2年)は親子3代で参加。1カ月前から練習したという伝統の手踊りを奉納しました。両手に持った竹片を打ち鳴らしながら踊る「みめより」は、歌子さん曰く「しっかり竹の音が出るかどうかがポイント」。竹の音を響かせつつ美しく揃った踊りを披露し、ひよりさんは「練習通りに踊ることができた」と笑顔を見せました。
実行委員会の及川常明(おいかわつねあき)委員長は、多くの見物客も集まり大盛況となったこの日を振り返り、「120%大成功。各地区の祭組が団結し、練習や準備に一生懸命取り組んでくれたおかげで、小友町内がひとつになれたように思う。このお祭りは小友町の宝だ」と表情をほころばせていました。
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