■2(に)月13(いさん)日は「日本遺産の日」
「日本遺産」とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統をストーリーで語るものです。本市は、金にまつわるストーリーを通じて、平泉町や石巻市、気仙沼市、南三陸町、涌谷町と日本遺産「みちのくGOLD浪漫」を展開しています。
日本で初めて“金”が産出されたのは奈良時代の陸奥の国(みちのく)と言われており、万葉集にも、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ「天皇の御代(みよ)(※1)をたたえ産金を祝う歌」が残されています。
「須賣呂伎能御代佐可延牟等(すめろきのみよさかえむと)阿頭麻奈流美知能久夜麻爾金花佐久(あずまなるみちのくやまにくがねはなさく)」
江戸時代には、伊達政宗(だてまさむね)が御金山下代(おかねやまげだい)(※2)を置いて玉山金山を開発するなど、金や水晶が多く採れたみちのくは、まさに宝の山だったのです。
※1 天皇の治世。また、その在位期間
※2 金山を管理する役人
問い合わせ先:市教育委員会管理課文化財係
【電話】内線554、555
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