春は冬眠から目覚めたクマが食べ物を探して活発に行動します。母グマが冬の間に出産した子グマを連れている場合があります。
また、母グマは子グマを守るために気性が荒く、人に向かってくる可能性があり、特に注意が必要です。
■クマに出会わないために
◇入山する場合
・防災行政無線などで、事前に入山地域の出没情報や被害情報を確認する
・複数で行動する
・明け方、夕方、夜間の入山を避ける
・撃退グッズ(撃退スプレーなど)を携帯する
・鈴やラジオなど音の出るものを携帯する
・音の届きにくい悪天候時や渓流沿いなどは特に注意する
・クマの糞や足跡を見たら引き返す
◇農作業をする場合
・廃棄野菜や生ごみ、コンポストを適切に管理する
・周辺のヤブを刈り払い、見通しの良い環境を整備する
・電気柵を設置し、クマを寄せ付けない対策をする
・庭先果樹は適期がきたらなるべく速やかに収穫する
■もしも、クマに出会ってしまったら
・走って逃げない!背中を見せない!
・持ち物(リュックなど)を静かに置いて注意をそらす
・目を離さず静かにゆっくり後退する
・クマとの間に木や岩を挟むようにする
・風向きに注意して撃退スプレーを使う
・クマが攻撃してきたら両手で顔や頭部をカバーする
・体を丸くして地面に伏せて防御する
※クマを見かけたら
クマを目撃したとき、またはクマの被害にあったときには、「(1)いつ、(2)どこで、(3)何頭、(4)大きさ、(5)進行方向」などの情報を市へご連絡ください。
問い合わせ先:市役所農林課林政係
【電話】内線472・473
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