市では、市政の取り組みに係る情報提供を目的として、報道機関向けの記者懇談会や記者会見を毎月行っています。
様々な取り組みをより身近なものとして市民の皆さんにお伝えするため、記者懇談会で行われたやりとりの一部を紹介します
Q.クレセントシティ市訪問の目的と成果について
A.市長
4月10日(水)から16日(火)まで、クレセントシティ市などを訪問しました。高田高校の実習船「かもめ」が東日本大震災の津波で流され、クレセントシティ市にたどり着いたことから始まった交流が昨年で10年目を迎え、両市民間や高校生同士の親密な交流や支援への感謝、今後もこの関係を発展させたいという思いを直接伝えました。今後、高田高校にクレセントシティ市との交流を盛り込んだ国際コースを設置したいことなども伝え、先方から歓迎する旨のお話をいただきました。
Q.市長選挙時の公約の進捗について
A.市長
大学誘致に関しては、陸前高田グローバルキャンパスを運営している立教大学、岩手大学が活動を展開していますが、それを発展する形を予定しており、具体的な内容はこれから相談していきます。農林水産業の生産額については、(株)ニッスイが昨年12月から養殖事業を始めており、計画通りに進めば生産額は倍増する見込みです。
Q.消滅可能性自治体が発表されたことに対する市長の受け止めについて
A.市長
明治時代は農業の盛んな新潟県が最も人口が多かったり、戦後は京浜工業地帯や大阪などに全国から人が流れるといった例もみられるように、地域の産業や経済が今後の人口に大きく影響すると思います。若い女性などの人口減少対策だけでなく、経済を活性化させ、雇用の場を作っていくことなどに取り組むことが重要と考えます。
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