ふるさと納税制度は、自分の出身地や応援したい自治体に寄附をすることができる制度です。本市にも全国各地から寄附が寄せられており、5年度の寄附受入金額は過去最高額の10億810万4,728円となりました。
多くの寄附がどのような事業に使われているのか、連載で紹介します。
■寄附金を財源として実施する事業一覧
(1)子ども支援のための事業
(2)給付型奨学資金事業
(3)高齢者・障がい者支援のための事業
(4)農林水産業・商工業等の振興のための事業
(5)移住・定住促進のための事業
(6)環境美化のための事業
(7)コミュニティ活動・NPO団体等の支援のための事業
(8)岩手県指定文化財吉田家住宅(大肝入屋敷)復元事業
(9)陸前高田思民制度のための事業
(10)その他のふるさとづくりのための事業
■寄附金活用事業の紹介
◇子育て応援事業
事業項目:子ども支援のための事業
寄附充当額:11,180千円
・商品券で子育てを応援します
小学校就学時、中学校入学時および高校入学時のそれぞれの時期に、子育て用品や学用品などを購入できる商品券を交付することにより、保護者の経済的負担の軽減を図る事業です。
◇ふるさとタクシー助成事業
事業項目:高齢者・障がい者支援のための事業
寄附充当額:18,890千円
・通院や買い物に使われています
自動車運転免許を持っていない高齢者や障がいのある人の生活の足確保のため、タクシー助成券の交付を行う事業です。延べ5,429人が利用し、多くの人の交通手段の確保につながりました。
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