―岩手大学・立教大学共同運営 交流活動拠点―
陸前高田グローバルキャンパスが展開する「陸前高田イタルトコロ大学」事業、好調です!
■「陸前高田イタルトコロ研究会」を実施しました!
昨年の9月に続き、3月16日(土)~17日(日)にかけて、「陸前高田イタルトコロ研究会・研究報告会」を開催しました。この研究会は「陸前高田イタルトコロ大学」事業の公式イベントとして実施されたものです。
学生や研究者、そして市内外の住民の皆さんが、2日間それぞれ約30名ずつ集まり、さまざまな研究発表や話題提供をもとに、じっくりと考え、言葉を交換する時間となりました。
今回は、大学生、大学院生の発表が多く見られました。ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくりや市立博物館のキャラクターの意義など多彩な発表がなされました。陸前高田市のことをテーマとして行われている研究は、実はたくさんあるのです!
昨年度、『たかたの教科書』という本を市民協働で刊行された陸前高田まちづくり協働センターの今川久美子(いまかわくみこ)さんも特別講演として話をしてくださいました。
地域の人々の実体験に基づく知恵と思考、そして大学の研究者や学生の知識や技術を持ち寄って、ともに過去を見つめ直しながら将来を考えていく、そんな場を今後も作っていきたいと思います。次回研究会は、来年3月に行う予定です。
■大学と地域をつなぎ続けることを目指して
「陸前高田イタルトコロ大学」では、地元からの要望や提案(ニーズ)を受け止め、陸前高田市ゆかりの大学生団体や研究室とマッチングすることを基本事業としています。令和3年のスタート以降、市広報誌でも何度か紹介してきましたが、好調な状況が続いています。
市内外から挙げていただいたニーズは計45件まで増えました。そのうちマッチング成立は29件。6割を超えています。立教大、岩手大、早稲田大、東北大、名城大、開智国際大など、さまざまな大学の学生・卒業生たちが活躍しています。
本年度の目標は一つ一つの取り組みの質をさらに高めること。そのために重点プロジェクトを設定します。学生たちが深く考えながら挑戦できるテーマを増やしていきたいと考えています。
大学生や大学関係者と一緒に取り組みたいこと、協力を仰ぎたいことなど、引き続き、住民の皆さんからのニーズを大募集中です!
・要望・提案等(ニーズ)
・受付フォーム
・ホームページFacebook
過去に寄せられたニーズや活動状況は、イタルトコロ大学のホームページ(左下)やFacebookページ(右下)をご覧ください。
※二次元コードは本紙をご参照ください。
問い合わせ先:陸前高田グローバルキャンパス事務室
【電話】0192-47-3901
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