[教えてSDGs]その先の笑顔のため、いまできること

16／34

★SDGsとは…自分の子どもや孫たちが暮らす未来に、住み続けられる世界を残すため、掲げられた全世界の人が取り組むべき17の目標。

本市は、令和元年(2019年)7月に「SDGs未来都市」に県内で初めて選定されました。
「その先の笑顔のため、いまできること」編では、本市でSDGsの達成に向け積極的に取り組んでいる人・団体、関連イベントなどを紹介しています。

「あなたもぜひSDGsに取り組んでみませんか?」

■社会福祉法人　大洋会　就労継続B型事業所　青松館
館長　米田　智(よねたさとし)さん

◆普段の仕事の内容を教えてください
定員40名の就労継続B型事業所を運営し、クリーニングや清掃業務、印刷業務、缶詰のラベル貼り作業など、障がいのある人が働ける場所の提供、サポートを行っています。

◆SDGsに関する主な取り組みを教えてください
利用者の皆さんに、どうしたら働きがいを持ってもらえるかということを常に意識するようにしています。作業内容の選択肢をできるだけ増やし、事前に体験したうえで自分に合う作業を選んでもらうなどして、一人一人が自身の強みを生かせるようサポートしています。

◆SDGsに関する取り組みの展開、目標などがあればお聞かせください
やりがいを見つけてあげることが大切だと思っています。今ある作業だけにとらわれず、様々なことにチャレンジしてもらいながら、より多くの工賃を支給できるよう支援していきます。

◆これからの高田をどんなまちにしていきたいですか
障がいのある人でも当たり前に社会経済活動を楽しめるような、住みやすいまちを目指し、いずれは「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」という言葉すらいらなくなるようなまちになることを願っています。