令和4年度から受け入れを再開している陸前高田民泊を本年も行っています。
この春には7校1,216人の生徒を受け入れ。6月18日(火)から19日(水)にかけては、昭和鉄道高等学校(東京都)の生徒196人が各家庭に宿泊し、本市ならではの生活を体験しました。19日に行われたお別れ式には、生徒たちが同校と本市のコラボTシャツを着て参加し、受け入れ家庭の皆さんとの別れを惜しんでいました。
■昭和鉄道高等学校 岩田 直樹(いわたなおき)さん(2年生)
宿泊先では、東日本大震災当時の話を聞かせてもらったり、ウニのワタとりをするなど、陸前高田ならではの体験をさせていただきました。
黒崎仙峡温泉の、海が一望できる素晴らしい景色が一番印象に残っています。
最初は不安でしたが、村上さん夫婦がとても優しく、「名残惜しい」と思うほど、楽しい時間を過ごすことができました。
■村上 悦夫(むらかみえつお)さん チタ子(こ)さん(広田町)
民泊事業が始まった当初から参加しており、今回は岩田さんをはじめ、4人の生徒を受け入れました。
普段の家庭の雰囲気を大事にしながら、高田だからこその体験もさせてあげることができたかなと思います。
全員花丸をつけてあげたくなるような子どもたちでした。お小遣いをためて、いつかまた村上家に泊まりに来てほしいです。
■他にも春民泊に参加した人の声が続々届いています!
★参加した生徒の声
・初めて来たのにおばあちゃん・おじいちゃんのおうちに来た安心感がありました。
・こんなにきれいな星や夕日を見れたのは初めてでした。
・1泊じゃ足りません。全家庭に泊まらせてもらいたかったです。
★受け入れ家庭の声
・民泊を家族で協力して受け入れることで、家族の絆が深まりました。
・泊まりに来た生徒さんたちに、夕日の美しさに気付かせてもらえました。
・孫ができたような感覚でうれしい気持ちになりました。
■秋も民泊を受け入れます
秋民泊では、6校1,247人の生徒の受け入れを予定しています。
民泊を通じて市内外の人たちとのつながりを作り出し、日常の暮らしに「豊かさ」が増えることを目指していきたいと思っています。
興味のある人は、ぜひSETまでご連絡ください!
▽2024年秋民泊 受け入れ予定校一覧
問い合わせ先:NPO法人SET(担当:吉原(よしはら))
【電話】070-2021-6390
<この記事についてアンケートにご協力ください。>