■[絆のハーモニー]音楽を通じた日本フィルハーモニー交響楽団とのつながり続く 陸前高田ふれあいコンサート
12月8日(日)、日本フィルハーモニー交響楽団と高田高校吹奏楽部、市内4合唱団による陸前高田ふれあいコンサートが、市コミュニティホールで開催されました。
同楽団の被災地支援活動の一環として行われた本コンサート。前半では木管五重奏によるプロの演奏で来場した観客を魅了し、後藤朋俊(ごとうともとし)常務理事は「音楽を通して気持ちを通わせ、被災地の復興のため私たちも努力したい」と、本市への思いを伝えました。参加団体による演奏や合唱も行われ、最後は全員での市民歌の合奏で締めくくられました。
■[人権擁護]認め合いの心を持って 第43回全国中学生人権作文コンテストで協議会長賞を受賞
第43回全国中学生人権作文コンテスト岩手県大会水沢支局地区大会において、佐藤光夏(さとうひな)さん(高田第一中1年)が協議会長賞を受賞し、12月10日(火)、同校で表彰状の授与が行われました。
このコンテストは、日常生活で得た体験に基づく作文を通じて、人権尊重についての理解を深めることを目的に昭和56年度から実施されています。朝鮮人の差別に関する本を読んだことをきっかけに作文に取り組んだ佐藤さん。表彰を受け「人種が違っても認め合って生きていくことの大切さを伝えたい」と引き締まった表情で話しました。
■[安全願い]震災後初の一斉放水も実施 令和7年陸前高田市消防出初式
1月5日(日)、高田町内で消防出初式が行われました。
この日は、川原川右岸にポンプ車8台が並び、震災後初めてとなる一斉放水を実施。消防関係者や地域住民に見守られながら、力強い放水で地域の安心安全を願いました。
その後は、アバッセたかた周辺において市内行進を展開。参加した8分団、315人の消防団員が規律正しい堂々の行進を披露し、士気を高めていました。行進後の式典に先立って、大坂司(おおさかつかさ)団長は、13年ぶりに一斉放水を行えた喜びや昨年行われた県消防操法競技会での矢作分団5位入賞などの話題にも触れながら、災害への備えの重要性を訓示しました。
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