謹賀新年

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■令和7年　年頭に寄せて
陸前高田市長　佐々木　拓

令和7年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。　
東日本大震災から14年を迎えようとしています。　
震災で犠牲となられた方々にあらためて哀悼の誠を捧げるとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。　
昨年、市民生活あるいは事業などにおきましては、物価高騰や震災復興事業の終了に伴う地域経済の低迷、夏季の高温や高水温による農水産物への影響など、現在も厳しい状況となっております。　
このような物価高騰対策等につきましては、市民の皆様から特に要望の多い「プレミアム商品券」を発行することとしました。現在、できる限り早く発行するよう準備を進めております。　
本市はこれまで、東日本大震災からの一日も早い復旧・復興に向け、全力で取り組んできたところであり、本年3月に完成予定の気仙町今泉地区の県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」の復旧をもって、ハード整備は終了する見込みです。　
今後におきましても、被災された皆様の心に寄り添い、心の復興などソフト事業を中心に各種施策を進めてまいります。　
結びに、本年も市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年も皆様にとって、希望に満ちた幸多い年となりますよう心から祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。