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地域の話題

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岩手県陸前高田市

■[親子で運動]ボールを使って身体を動かす楽しさを発見
SOMPOボールゲームフェスタ2024in陸前高田

2月2日(日)、「SOMPOボールゲームフェスタ2024in陸前高田」が夢アリーナたかたで開催され、4歳以上から小学3年生までを対象とした「あそビバ」、小学1年生から6年生までを対象とした「キッズチャレンジ」がそれぞれ行われました。
このうち「あそビバ」には43組90人の親子が参加。本イベントのアンバサダーであるサッカー女子元日本代表の岩渕真奈(いわぶちまな)さんらとともに、ボールを使ったユニークな運動を通して、スポーツの楽しさを体感しました。参加した熊谷雪杜(くまがいゆきと)さん(高田保育所)は、ボールを使いながらお父さんの周りをぐるぐる回るレクリエーションを笑顔で行い、「楽しかった」と振り返りました。

■[官民連携]森林保全の新たな取り組みがスタート
「企業等による森づくり制度」協定締結式

市が新たに創設した「企業等による森づくり制度」への参加表明企業7社と市との協定締結式が、2月4日(火)、市役所で行われました。
本制度は、参加企業に対して市が市有林を提供し、企業側が自社の研修やレクリエーションのフィールドとして活用することで、森林機能の増進と地域の活性化につなげるもの。
当日は、佐々木市長から各企業の代表者らへ、市産の気仙スギで作られた記念の盾が贈呈され、森林のみならず、川・里・海がつながる三陸特有の貴重な自然の恵みを後世に残していくため、思いを一つにしていました。

■[サッカーを楽しむ]大人向けのハイレベルな教室を初開催
第10回川崎フロンターレ大人のにこにこサッカー教室

2月9日(日)、川崎フロンターレ東北のカリフロニアフィールドを会場に「にこにこサッカー教室」が開催されました。
本教室は、本市と友好協定を締結している川崎フロンターレのスクール・普及コーチからサッカーの技術を学ぶもので、10回目を迎えた今回は、中学生以上を対象とした大人向けの教室として実施。約20人の参加者は、大人向けならではのハイレベルかつスピーディなメニュー内容に、お互いに声をかけながら取り組みました。
参加した菅野颯介(かんのそうすけ)さんは、「レベルが高くて難しいメニューもあったが、めちゃくちゃ楽しい」と話し、爽やかな笑顔を見せました。

■[自分らしさと思いやり]「ノーマライゼーションという言葉のいらないまち」を目指して
多様性について考えるワークショップを開催

障がいがある人の作品販売などを手掛ける株式会社ヘラルボニーによる、障がいの有無や価値観の違いなどの多様性について理解を深めるワークショップが、市内の中学校2校で開催されました。
1月28日(火)に高田第一中学校の2年生を対象に行われたワークショップでは、障がいを疑似体験しながら行うカードゲームを実施。鍋つかみや眼鏡などを装着することで、普段当たり前にできるカードゲームがどれだけ難しくなるかを体感しながら、誰もが楽しくゲームを進めるにはどうしたらよいかという課題に知恵を出し合いました。
耳が聞こえない人と車いすを使用する人の役を担った佐々木泰雅(ささきたいが)さんは、「1回目はいつ自分の番が回ってくるのか分からないといった不安を抱えながらゲームに参加していた。それを踏まえて行った2回目では、隣の人がサポートしてくれたりして、みんなが目線を合わせて効率的にゲームを進めることができた。今後は、障がいの有無に関わらず、その人にとっての『やりやすさ』とは何かを考えながら、支え合っていけたらと思う」と話しました。
一方、翌29日(水)に高田東中学校の1年生を対象に行われたのは、「自分らしさ」をアートで表現するワークショップ。絵の具のほか、スポンジなどの様々なアイテムを活用しながら、思い思いに自分らしさを表現するアートを描きました。
後藤(ごとう)あかりさんは、アート制作を振り返り「事前に考えていたというよりは、その都度思いついたイメージを大切にしながら描いた。今回のようなアートは、デッサンと違って一人一人に個性があって可能性があると思う。今後は、障がいの有無に関わらず、その人の感性を大切にし、見た目やその時の感情だけでなく、色々な角度から深く物事を考えるようにしたい」と話しました。

■[生涯学習]文化財や地域での学びについて理解深める
令和6年度陸前高田市生涯学習のつどい

2月1日(土)、令和6年度陸前高田市生涯学習のつどいが、市コミュニティホールを会場に開催されました。
市民ら約120人が参加したこの日は、教育委員会表彰に続き、旧吉田家住宅主屋復旧委員の佐々木勝宏(ささきかつひろ)氏、県立生涯学習推進センター所長の千葉憲一(ちばけんいち)氏による講演が行われました。
「大肝入吉田家と今泉」と題した佐々木氏の講演では、貴賓の宿泊施設や簡易裁判所などの役割を持つ大肝入屋敷や仙台藩の最北最大の宿場町としての今泉を解説。また、「東日本大震災で被災した文化財の建物のうち、部材を回収して復旧したのは吉田家住宅だけ」と説明して、今後の利活用の重要性を訴えかけ、来場者は興味深そうに耳を傾けていました。

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問合せ:市役所政策推進室
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