市では、出雲の認知度やイメージを高めることができる商品を「出雲ブランド商品」として認定しています。
企業の想いとともに商品の魅力をお伝えします。
下古志町に工場のある出雲カーボン(株)の「調湿木炭 炭八」をご紹介します。
■「調湿木炭 炭八」はどのような商品ですか?
「炭八」は、高温多湿の日本における住環境の課題であった、カビやダニなどの湿害を防ぐ、除湿力に優れた調湿木炭です。お客様に安心してご使用いただくために、平成13年(2001年)から大学や公的機関と共同研究を行い、木炭が持つさまざまな効果について検証を行っています。創業当初は床下用の調湿木炭が主でしたが、近年では、押入れ、タンスなどの室内用が国内で高いシェアを占めており、県外への販売が全体の95%を占めています。
■商品はどのように使われていますか?
「床下用」は、地面に直接敷き並べ、床下乾燥のために使用されており、市内の戸建て住宅では、約9戸に1戸は炭八が利用されています。
「室内用」は、室内、押入れ、タンス、トイレ、靴箱、流し台の中の湿気や臭い取りに使用されています。
「天井用」は、気密性が高くカビの生えやすい鉄筋コンクリート造マンションの天井裏に使用され、室内の除湿、防音、空気浄化、断熱・蓄熱に使用されています。
■利用者からの反応はどうですか?
室内用はエンドユーザー様からの評判もよく、リピートで購入されることも多々あります。また、ECサイトのレビューも良くお客様の満足度も高いです。
市内を中心に建設されている天井裏に炭八を入れた賃貸マンション「炭の家」は、現在46棟771戸建設され、入居率が97%以上と非常に高く、「冬暖かく、夏涼しい」と好評です。
詳しくはホームページをご覧ください。
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