■糖尿病について
食事から分解して作られたブドウ糖(血糖)は、膵臓(すいぞう)で作られるインスリンと一緒に細胞に入り、エネルギー源として利用されます。血糖値の上昇は、膵臓で作るインスリンが足りなくなったり、効かなくなったりすることで、血糖が細胞に入ることができず、血液の中にあふれることで起こります。
血液の中にあふれた血糖は、血管を傷つけます。糖尿病となり、高血糖状態が慢性的に続くと、血管が傷つけられ、3大合併症として、網膜症(もうまくしょう)、腎症(じんしょう)、神経障害がおこり、失明や透析につながることもあります。2型糖尿病は、主に、食べ過ぎ、飲みすぎ、肥満、運動不足、ストレスなどの生活習慣が深く関係しています。
■糖尿病を予防するポイント
・年に1回、健康診査を受ける
・1日3食きちんと食べ、腹八分を心がける
・主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事をする
・糖分を控え、減塩を心がける、お酒の飲みすぎには注意する
・自分に合った運動を継続する
食事や運動に関するご相談は、市のすこやかライフ健康相談(個別相談・要予約・無料)をご利用ください。
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■11月14日は世界糖尿病デー
世界糖尿病デーは、世界に広がる糖尿病の脅威に対応するために、1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)により制定されました。糖尿病の予防と治療について、世界中で啓発活動が行われています。
問合せ:健康増進課
【電話】21-6979
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